2013/9/14
この日は特にツアーとかはなかったので
気ままに起きようと前の晩に話していた。
7:30amあんまりしんどさを感じなかったので
ゴゾ島朝ジョグにいきました。
ほんとに、ビックリするくらい、人がいない。。。
けっこう建て直しとかもしていてなんだか廃墟な街風(笑)
建物がマルタの資源、石を使って建てられてるので
(石造りの建物ばかり!)
街全体がクリーム色。
街のキャッチ的には、「はちみつ色」と表現するらしい。
で、積み上げられた石(レンガ)が置いてあるのを見ると
ほんと廃墟?なんて思ってしまうわけで。
それはともかく、爽やかな汗をかいて
戻ってシャワーを浴びて、楽しみのひとつ朝ごはん。
天気もいいのでアウトサイドを選択。
パンもおいしい、フルーツもたくさん、
そしてチーズが劇的においしかった!
ハムやソーセージもガツガツ。
おかげで、お昼ごはんが食べられなくなった私たちでしたが…。
朝ごはんのあと、
ゴゾ島の中心地Victoriaにバスででることに。
どのバスも1時間に一本!
フロントでバスについて聞くと、あと20分くらいだったので、
バス停まで歩いて待つことに。
数分オーバーしましたが、やってきました。
バスは2時間券、1日券とあって40セントくらいしか変わらないので
1日券を選択。そもそも1時間に一本なのに、2時間券て!
1人2.6ユーロ。2人分払って、券代わりのレシートをもらい、乗り込む。
けっこう、こみ合っていた。
知らない土地でバスに乗るのは楽しい。
Victoriaに着くと、かなり賑わっていました。
帰りのバスの時間を確認。1時間に一本なので
何分かだけを覚えればよい。簡単です。
そして、猫第1号発見!
マルタは猫の島といわれるほど、猫がたくさんいるらしく
猫Mapというのも存在するくらい。
そのため、マルタに着いた途端見かけるのかと思ってたのに
なかなか会えず、初めてみかけたときは2人して大興奮。
猫の方は、落ち着いていて、しっかり写真を撮らせてくれました。
建物がはちみつ色~
自転車の形の柵?かわいい
いろんな国のお金、とかいろんなものミックスのオブジェ。
なんなのかは、不明。
ひとしきり歩いたあとで、作戦タイム&休憩のために
カフェへ。
ちょうどお昼どきだったけど、朝ごはん食べ過ぎでお昼はちょっと・・・
という私たち。
ドリンクだけで嫌がられないかなあ、
という心配は・・・・まったく必要なかった。
快く迎えてくれたのはその名も「Coffee Break」
でも、飲んだのは、スムージー
次の日はゴゾ島一日ツアーがついていたので、
今日はツアーで回らないところにいこう
ということで、大聖堂へ。
どうやら、日曜日は入場できないらしく、翌日は日曜なので
ツアーには組み込まれていなかったのかも。
やまちゃんがGoogleMapで調べてくれて、
大聖堂へ向かっててくてく歩く。
けっこう坂道多かった。
大聖堂の下では、カントリーロードを弾き語りしている
おじさんがいた。
雰囲気にとても溶け込んでいて、
私たちもカントリーロードを口ずさみながら階段をのぼる。
外観はこんな感じ。
ロレンツォ・ガッファの設計により1697~1711年にかけて建立。
中に入るとおおお。と思わずため息が漏れた。
祭壇
建築当初はドームが載るはずだったらしいけど、
資金不足により取りやめになったとのこと。
でも、イタリア人画家アントニオ・マヌエルによって描かれた天井画が
遠近法を駆使しただまし絵であり、壮大なドームがあるような錯覚に。
これ、だまし絵ドーム。すごい。
ガイドブックには入場料4ユーロとなっていたけど
ミュージアムと合わせて3.5ユーロだった。(Oh!)
それなのに、入場料を払わず、どさくさに紛れて
入り込むヨーロッパ人を発見。
係りの人に注意されていたのに
ちょうどやってきた団体客に紛れて入り込んだ。
こんな聖なる場所でそんなことをする人は
きっと罰があたるよねー、とやまちゃんと話したことでした。
大聖堂を見学して、ミュージアムへ。
路地が素敵。
こじんまりとしたミュージアム。
番人のおじさんが一人。
ぐるっとみて出てから、さらに上へつづく道をいく。
なんだか人がそっちに流れてたのでつられて。
大城塞。素晴らしい眺め。
はちみつ色(白っぽいけど)の街。
歩き疲れて降りてきたところに、アイスクリームの車!
レモンシャーベット
暑かったので、最高です。
それからしばし、ショッピング。
ゴゾの工芸品GOZO Glassのお店に寄ったり、はちみつ屋さん
などをぶらぶら。
あてもなく歩いていると、教会に行きついた。
教会脇の道を歩いていると、賛美歌が・・・
おお、クワイヤがいる!
恐る恐る覗いていると
中から電話しながら女性が出てきた。
そして、電話を切った後、
「中に入って見ていいわよ~。結婚式の前の練習なのよ」と声をかけてくれたので
お邪魔して練習風景を見学。
ゾクゾクするほどの美しい歌声だった。
途中できたラッパ吹きは、ウォーミングアップが足らなさそうで
金管特有のスカスカした音がしていたけれど
本番には合わせてくるのでしょう(そりゃそうか)
同じ女性が、見学している私たちのところにもう一度やってきて、名刺もくれた。
何時から結婚式?と聞くと
5pmだと。
時計を見ると4:40pm
それなら、もう少しこの辺りをぐるっと散策して
戻ってこよう、と話していったん、外に出た。
そして教会の表に戻ってくると
花嫁と花嫁の父。(お父さんカメラ目線)
素敵な光景を目にすることができて、幸せな気分に浸れました。
私たちにもいいことあるかな~。と2人してウキウキ。
その後、いい加減、歩き疲れたねー。と話して、
夜ごはんはホテル近くのエリアで食べようと決めて
バスで帰ることに。
バスに乗っていると、なんと外を馬車が!!
車道を走っていて、びっくりした。
そして、ホテル前のバス停で降り、ここにもショッピングエリアがある
と聞いていたところに行くも、
がらん
閑散としている。。。。
まだ6pmになったくらい。
7pmまでって言ってなかったか?
まあ、いいや。
とレストランエリアまで再度バスに乗る。
歩いても数分なんだけど、ちょうどバスがあと10分くらいで
くるのと、1日券があるので、ベンチに座って待ちました。
そして・・・・
レストランエリアも、なんだかがらん・・・
老人、女性、子供の家族が家の前でなにやら遊んでるくらい。
彼らの前を通り過ぎ歩くも、レストランらしきものがない。
だいたい、この島、看板がほとんど掲げられていないので
店なんだか家なんだかわかりづらい。
建物もほとんどが石造り、はちみつ色だから区別もつかないし。
そこに、1台の車。出てきたおじさんに
「なにか探してるの?」
と聞かれたので、
「レストランを探している」
というと、
「ああ、この近くにあるよ。案内してあげる」
というので、ついていくと、
「あれ?閉まってるのかな?」
と首をかしげる。
するとさっき見かけた老人たち家族が
「ホリデーだよ!開いてないよ!」
と。
この辺りにはそこだけらしい。
そして、そのおじさんは、「この道の先にいいレストランあるよ。」
と 私たちがやってきた道を指して教えてくれた。
「送ってあげようか?」
と言ってくれたけど
「歩いて何分くらい?」ときくと「10分くらいかなあ」っていうので
お礼を言って、申し出は断って歩くことに。
正直、ありがたかったけど、何があるかわからないので
用心しました。
きっとほんとにいいおじさんだったと思うけど。
よし、がんばって歩くぞ、やまちゃん。
と言って、開いてなかったらもう泣くねー
と言いながらバスできた道を戻る。
店っぽくないけど、レストランだー。
開いてたー。
予約してないけど、大丈夫か訪ねると、OKだと。
タイミングよかった。
その後、予約客のみの対応で、予約なしの2組が断られてたので
私たちはラッキーでした。
つきだし?のパン。もちろんフリー。
このハーブ入りのバターがかなり美味でした!
だいたい量が多いので、サラダとパスタと、メインを選んで
シェアしたい、というと、
テーブルが狭いので、パスタとメインは一人ずつ盛ってもいいか、と。
そっちのがありがたい!ということでお願いした。
まず、ゴゾサラダ
きゅうり大きい。
チーズはやはりおいしい。
今日のパスタ(ブロッコリー、ズッキーニのクリームのペンネ)と
ビーフパンケーキ。中にぎっしりお肉が詰まったのを
クレープ生地のようなものでくるんでいます。
かなりボリューミー。
サラダも、ペンネも、スターターサイズ(スターターとメインのサイズから選べる)
を選んだのに、けっこうお腹いっぱいくるしくなった。
こんなのもついてきたからだ(笑)
かなり大満足の夕食となりました。
ホテルに戻ると、レストランからは音楽が聴こえ、賑わっていた。
足が棒になるほど歩いた一日でした。