2007年夏の甲子園優勝校は、佐賀県立佐賀北高校でした。ミラクルと言われました。この本を読むと、ミラクルでないような気がします。
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◆ミラクルか
2007年8月22日、午後3:06。気温40.9℃。
3年生副島君の黒いバットからはじかれたボールは、甲子園球場の空に舞い上がった。
「打った瞬間は、ホームランだとは思わなかった。
だから一塁までは全力疾走でしたよ」
やがてボールは満員のレフトスタンド前段に吸い込まれた。逆転満塁ホームラン。
「ずっと見ていたいような、そんな気分でした」
二塁ベースを蹴った副島は、バックスクリーン上にあるスコアボードに目をやった。
「何点け、何点けって。そうしたら『5』ってなって。あ、逆転だって」
◆甲子園の優勝
甲子園で公立校がベスト8に残るは、1大会で1校程度。
優秀な生徒を集め、立派な施設で野球に打ち込む私学に、フツウの公立校が勝つというのは、ミラクルに近い。
九州でも最も参加校が少ない佐賀県の代表。
前年は1回戦で敗退。
田舎の進学校。
監督の教えは、「靴を揃えること」「毎日、日誌をつけること」の2つ。
夢の甲子園でのユニフォームは新調したが、ベルトは古いまま。
チーム打率は、2割3分。
そんなチームが、宇治山田を再試合で破り、
「練習試合を10回やれば10敗でしょう」
といわれた帝京や広島広陵に競り勝つ。
終わってみれば、史上最長の7試合74イニングを戦い、優勝。
まさに「ミラクル」でした。
◆どんな練習を
この本、面白いです。
百崎監督を中心に、選手にきっちり取材し、読み応えあるルポルタージュに仕上がっています。
特筆は、たくさんあります。
選手と監督の交換日誌、3時間の練習のうち2時間を基礎トレーニングに費やす練習、選手の明確な立ち位置、反発しあう選手と監督、信頼度抜群のキャプテン・・・。
練習時間に遅れると練習させない、バントを失敗すると即交代、本人がハンセイしていなければ2アウトランナー無しでも「送りバント」をさせる・・・。
私YHは、とにかく面白くてアッという間に読んでしまいました。
まさに生きたマネジメント本です。
選手個々の紹介も、分かりやすい。
選手と監督が反発し合っている様子も、よ~く分かります。
いや~、面白い!
満足です~。
◆ good & new
本書に、私の叔父が監督の高校との練習試合の様子も描かれていました。
叔父の高校はこの時、全国優勝した佐賀北に勝っていたようです。
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![]() | 佐賀北の夏―甲子園史上最大の逆転劇 (新潮文庫) |
新潮社 |
◆ミラクルか
2007年8月22日、午後3:06。気温40.9℃。
3年生副島君の黒いバットからはじかれたボールは、甲子園球場の空に舞い上がった。
「打った瞬間は、ホームランだとは思わなかった。
だから一塁までは全力疾走でしたよ」
やがてボールは満員のレフトスタンド前段に吸い込まれた。逆転満塁ホームラン。
「ずっと見ていたいような、そんな気分でした」
二塁ベースを蹴った副島は、バックスクリーン上にあるスコアボードに目をやった。
「何点け、何点けって。そうしたら『5』ってなって。あ、逆転だって」
◆甲子園の優勝
甲子園で公立校がベスト8に残るは、1大会で1校程度。
優秀な生徒を集め、立派な施設で野球に打ち込む私学に、フツウの公立校が勝つというのは、ミラクルに近い。
九州でも最も参加校が少ない佐賀県の代表。
前年は1回戦で敗退。
田舎の進学校。
監督の教えは、「靴を揃えること」「毎日、日誌をつけること」の2つ。
夢の甲子園でのユニフォームは新調したが、ベルトは古いまま。
チーム打率は、2割3分。
そんなチームが、宇治山田を再試合で破り、
「練習試合を10回やれば10敗でしょう」
といわれた帝京や広島広陵に競り勝つ。
終わってみれば、史上最長の7試合74イニングを戦い、優勝。
まさに「ミラクル」でした。
◆どんな練習を
この本、面白いです。
百崎監督を中心に、選手にきっちり取材し、読み応えあるルポルタージュに仕上がっています。
特筆は、たくさんあります。
選手と監督の交換日誌、3時間の練習のうち2時間を基礎トレーニングに費やす練習、選手の明確な立ち位置、反発しあう選手と監督、信頼度抜群のキャプテン・・・。
練習時間に遅れると練習させない、バントを失敗すると即交代、本人がハンセイしていなければ2アウトランナー無しでも「送りバント」をさせる・・・。
私YHは、とにかく面白くてアッという間に読んでしまいました。
まさに生きたマネジメント本です。
選手個々の紹介も、分かりやすい。
選手と監督が反発し合っている様子も、よ~く分かります。
いや~、面白い!
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本書に、私の叔父が監督の高校との練習試合の様子も描かれていました。
叔父の高校はこの時、全国優勝した佐賀北に勝っていたようです。
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もしドラの世界があながちフィクションじゃないのかもしれませんね。
高校生はのったら力以上を成し遂げます。
だから高校野球って魅力的なんですよね。
ポチッ
>選手と監督の交換日誌
これは意思疎通を図る上で有効ですね。
選手全員の日誌を読むのは大変だと思いますが。
自分も以前いた幾つかの会社で、日誌を提出していました。目を通していない会社が大半なのは残念です。
野球というのはマネジメントのお手本のような気がします。
マネジメント自体を学ぶのは難しいですが、
野球と言う身近なスポーツを題材にしてあると分かりやすいですよね。
私も読んでみます!
ポチッ
おはようございます。
おおっ!!
佐賀北高校ではないですか(^^)
実はこの初出場初優勝の佐賀北高校のメンタルトレーニングを指導したのが、僕が時々紹介するサンリの西田先生(^^)
この年の春に優勝した我が静岡県の常葉菊川高校も西田先生が指導した学校だったんです。
もう4年前かぁ・・・!!
そういえば楽天のマー君がいた駒大苫小牧高校も初出場初優勝・・西田先生の指導が入っていました。
この本早速注文します(^^)
ポチッ!
勝負は実力と時のうん的な面もあると思います。
それにも増して、日々の生活をきちんと過ごす事が大切なんですね
基礎練習の大事さ、努力の大事さを教えてもらった気がします。
YHさん
これまたすぐ読んでみます。
叔父さまが監督された高校もかなり有名で強いチームなんですね~
叔父様もマネジメントがうまい方のようですね!