リーダーになる前に読んでおきたい本 －リーダーシップが身につく本－

「名選手、必ずしも名監督ならず」という言葉があります。身体能力とセンスに恵まれた選手は「ボールを芯でたたくだけ」が、自然にできちゃう。自然にできてしまうのですから、それができない選手を指導するのは難しいですよね。
リーダーになる前に読んでおきたい本です。
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リーダーシップが身につく本 嶋田 有孝 PHP研究所 このアイテムの詳細を見る

◆自然にできてしまう

今のプロ野球で、名選手なのに監督としても力を発揮しているのは、楽天の野村監督と中日の落合監督。
野村監督は、『野球は確率のスポーツ。確率の高い作戦を取るんだ』。
落合監督は多くを語りませんが、選手を見抜く力に秀でているように思います。

でも一般的に、名選手が名監督になる確率は、低いんじゃないかな～。
もがき苦しむ選手、努力しても結果が出ない選手に対して、それが自然にできてしまっていた元名選手の監督が、効果的な指導をするのは難しいんじゃないかってね。


会社で働く人も同じかもしれません。

“仕事ができる”優秀な社員が、そのまま優秀なリーダー・マネージャーになれるとは限らない。
優秀なマネージャーが昇格して、優秀な経営者になれるかどうかは別問題。

次のステップに行くには、それなりの覚悟と準備が要ると思うんです。


◆リーダーになる前に読んでおきたい

この本は、いわゆるリーダーのためのノウハウ本。

なぜＹＨがこの本を読んだか？
この秋に職場のリーダー研修をやるネタ探しに、何冊か読んだ本の一冊なんです。


冒頭に、“リーダーの３つの役割”がありました。
1.業務遂行：チームの目標達成のために、部下をサポートし、職場環境を変える役割
2.人材育成：部下と後継者の育成・チーム改革をする役割
3.自己啓発：自らが厳しい自己研鑽に励み、部下の鏡になる

リーダーになる前に、この３つについて方針と戦略を練っておきたいものです。


“人にあることをするように説得する方法は、一つしかない。
それは、相手がそのことを自発的に実行したくなるように、上手に道案内してやることだ”（デール・カーネギー）。

この言葉を頭に入れて、がんばりま～す。

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