認知症の予防

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日も沖縄は晴れ。予想最高気温は真夏日の30度です。日中は外に立っているだけで、大汗をかきます。なので、水分補給をします。しかし、天気予報を見ると、なんとまた台風２号と同じ場所で台風が発生しそうです。沖縄地方への接近は確率が低いそうですが、梅雨前線を刺激して、また大雨を降らせるのではないかと、心配です。心配と言えば、新型コロナが沖縄ではまだ流行期だそうです。気を付けます。では、本題へ。

 

 

　小児期から中年そして65歳以上の時期について、認知症の要因を全て取り除くと35%ものケースが予防できるという。

 

　認知症の予防は子供も中年期の人たちもよく考えるべきだ。

 

　若い頃から絶えず騒音などに曝露されていると将来が認知症のリスクが高くなる。

 

　認知症のケアでは家族と介護者のメンタルヘルスについても考慮しなければならない。

 

　家族と介護者の多くは生活の質が下がっており、これらのうち約40パーセントの人々に不安神経症やうつ病が発症するといわれている。

 

　家族や親戚だけでなく、社会全体での対応を真剣に考えて取り組むべきだ。

 

　認知症の発症年齢を平均で5年間遅らせるだけでその数を半分に減らすことができる。

 

　認知症はもう年齢による必然的な結果とみなしてはならない。

 

　予防可能な部分がかなりあります。

　みんなで予防について真剣に考えると良い。

 

 

　

　沖縄本島北部、恩納村の海岸です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

徳田安春・公式ツイッター

https://mobile.twitter.com/yasuharutokuda

健康や医学についてのファクトと徳田安春の個人的意見をお伝えします。

 

ナースの皆様、お待たせしました。「ナースのための、こんなときフィジカルアセスメント“バイタルサイン編”」が発売中。面白いのにタメになる、とっておきのテキスト、できました。皆様のレベルアップにお役立て下さい。

 

待望の新刊が発売中！「病気と身体所見の診断学：検査なしでここまでわかる」こちらもお試し下さい。必ずやためになることでしょう。

 

科学的根拠に基づく最新医学情報とクローバル・スケールでの先端医学のホットな情報を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2021のジャンル別賞の健康部門3位を受賞しました。

 

「迅速・的確なトリアージができる！ナースのための臨床推論」【単行本】【2016】徳田安春、こちらナースの皆様はもちろん、これからナースを目指す方、看護の情報を知りたい方にもどうぞ。