皆様おはようございます、総合診療医からの健康アドバイスです、ここでうれしいニュースを、ブラジルリオデジャネイロで行われているオリンピックで、体操男子団体が三大会ぶりの金メダルです、そして柔道男子大野選手も金メダル、柔道女子の松本選手は銅メダルでした、内村選手が鉄棒でまさかの落下で一時はどうなるかと思いましたが、よかったですね、では眠いですが本題へ
現代医学は、喫煙はそれだけでもう喫煙病という病気であるとしています。
正確にはニコチン依存症です。喫煙者は積極的な禁煙治療を必要とする患者とされています。
予防医学では、喫煙は個人の趣味ではありません。
愛煙家という呼び方はしないようにとされています。
レストランにある「喫煙席」は、「ニコチン依存症席」と呼ぶべき、ということを提案している人もいます。
タバコを吸っていると、いろいろな病気が知らず知らずのうちに進行していることがよくあります。
なかでも肺がんは死亡率が高く、恐ろしい病気です。
肺がん検診も行われていますが、早期発見と治療にはまだまだ限界があり、一次予防が最も効果的です。
臨床症状や体の観察でがんの徴候をみつけてたら早期の受診をお勧めします。
肺がんを例にみてみましょう。
まず、血痰(痰に血が混じること)は重要な症状です。
それに加えて、体重減少があると要注意です。
血痰プラスでは肺結核のこともあるので、周りへの感染影響リスクのことも考えてみると、早期受診が必要ですね。
体の変化では、指の先端の変化に注目しましょう。
タバコを三十年以上長期に吸っている人で、爪が指先の方向に丸みを帯びてくるような形になり、あたかも太鼓のばち状の指(太鼓ばち指)となっているときには、肺がんの可能性があります。
また、鎖骨の上の窪んだ部位のリンパ節が腫れてきたときも要注意です。
肺がんは鎖骨の上にあるリンパ節に転移しやすいからです。
そのような症状がある人は、早めにかかりつけ医の診察を受けましょう。
馬天港です
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