登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

「桜源郷」高峯のヤマザクラ

2018年04月04日 19時01分35秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
H30年4月4日、高峯のヤマザクラを観てきました。

高峯のヤマザクラの見頃は例年だと4月中旬、今年はこのところの急な暑さ続きにどうなんだろうと桜川市観光協会に問い合わせすると「今週いっぱいが見頃」とのこと。
観光協会の情報はあてにはならないがダメもとで歩いてみようとなった。

桜川市観光協会のHPによると
「高峯(たかみね)をはじめとして、桜川市の山々にはヤマザクラが多数自生しています。山桜はソメイヨシノと比べ開花時期が若干遅く(例年4月中旬~下旬)、桜花の淡紅色と赤芽が木々のもえぎ色の芽吹きの時期と重なり、パッチワークのような眺望を楽しむことができます」とのこと。

平沢公民館7:40~五大力堂8:10~高峯9:20~高峯雨巻山縦走路分岐9:45~平沢高峯展望台10:10~大澤三角点10:20~平沢高峯展望台(昼食)11:05~第一展望台11:30~だいだら坊背負石11:50~12:30平沢公民館
約5時間の山散歩でした。

 山行記録   地域別山行記録  鶏足山塊記録

 

平沢公民館に駐車。公民館脇のヤマザクラも満開。「桜まつり」ののぼりが立っていた。
地元の方が「公民館脇のヤマザクラは3日前までは蕾であったがこの暑さで満開になった」と。
「高峯のヤマザクラは世界一だ」と豪語し、「公民館内に写真展をしているので観ていって」と。


平沢公民館から5分位歩いた所からが高峯全体を見渡せることができる絶景ポイント。
山全体にヤマザクラの桜色と新緑の緑が入り交じりほんわかとした色合いに見とれる。
この附近には多くのカメラマンが行き来し撮影スポットを教えて貰ったが、歩く方向が違うので今回はパス


五大力堂に着いた。この桜も立派なもの。ここから高峯への前回は⇒こちらから


踏み跡明瞭な枯れ葉が積もった山道を行く。


この山道沿いにも多くのヤマザクラが咲くが樹に遮られチラチラとしか観られない。




藪椿のトンネルへ。
シャツ1枚でも暑いがここは半日影、涼しい風が吹き抜け、花をみながらここで小休止。




高峯。二等三角点「池亀」549.6m。誰もいない静かな山頂でした。


高峯・雨巻山縦走路にも多くのヤマザクラがあるが5分咲きかな~
途中からショートカット、MTBのダウンロードに入り平沢高峯展望台に着く。


平沢高峯展望台からの眺めは素晴らしい。ヤマザクラは見頃で花つきも申し分ない。
加波山、筑波山の展望が良いが今日は春霞ではっきりしない。








林道沿いの案内坂。桜源郷の表示がされている。
写真の右上にベンチがありここにザックをデポし大澤三角点峰を往復し、昼食とする。


林道沿いには駐車場、簡易トイレも設置されている。


新緑の葉が出始め柔らかな緑が良い感じ。こちらには花見客は来ないので静かなもの


斜面にはヤマザクラが広がる




ヤブの中に四等三角点「大澤」337.8mを確認。
この先の尾根沿いの下刈を行っていた。次の機会にはこの尾根を歩いてみよう。


さあ~戻りお昼にしよう


平沢高峯展望台からの下山路は七曲りとするか林道とするかの選択肢があるが、桜が綺麗に見えそうな林道を降ることにする。


この花つき、隙間なくギッシリと素晴らしい~




ヤマザクラは遠くから観るも良し、近くから見上げるも良し。まさに桜源郷です。


一本一本色が違う山桜、新緑の淡いグラデーションが美しいですね。


この尾根にもヤマザクラ、凄い密集度です。


林道途中の「だいだら坊背負石」に寄り道。だいだら坊が背負うだけあり巨石です。


林道沿いの伸び始めたタラの芽、ワラビを少々頂きながらぶらぶらと
超高価なカメラをセットしたカメラマンの人達がいた。
通りかかると「赤飯食べませんか」と。この里の方からの差し入れとかで食べきれないとのこと。
里の人達のおもてなしなんですね。美味しかったです。


棚田が広がるのどかな里をゆるゆると観ながら


エイドステーションのような休憩所、トイレをお借りし麦茶を頂き平沢公民館へ戻った。


初夏のような天気のもと満開のヤマザクラに出合えラッキーでした。
地元の方が世界一と豪語するだけあり素晴らしいもの、お奨めのスポットです。