登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

半田七ツ石巡り

2021年01月30日 20時32分34秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R3年1月30日(土)、半田山周辺を歩いてきました。

半田山の山中には地域に伝わる「七つ石」という大きな岩が点在している。
今回はこの七ツ石を探しながら歩いてみることに

権現山登山口8:15~①弘法石8:55~②綿石~浅間山9:30~③長持石9:50~半田山10:10~④黒石10:20~林道分岐10:35~(半田林道)~⑤畳石11:00~⑥割石11:15~⑦神楽石11:40~縦走路出合11:50~12:05権現山公園(昼食)12:35~12:40権現山登山口
約4時間半の山散歩でした。
類似するレポ⇒こちらから
     
  山行記録   地域別記録  雪入山記録

①弘法石 ②綿石 ③長持石 ④黒石 ⑤畳石 ⑥割石 ⑦神楽石


権現山登山口前のスペースに駐車(駐車場はなし)
三つ石森公園の駐車場は利用休止とのこと。
さらに今日は好天の土曜日、公園前の車道脇の駐車場も満車か?ということで


権現山


まずは弘法石へ、道標なし


①弘法石


②綿石
弘法石のちょっと先に分岐あり道標なし、急な斜面を降る。


浅間山


筑波山もすっきりと


長持岩への分岐


③長持岩


半田山山頂、中原コースを降る。


黒石への分岐


④黒石


半田林道分岐
ここからは林道歩き、林道はゆるゆる下り坂で歩きやすい。


林道が交差、右へ行くと浅間山直下の縦走路へ


畳石への分岐


⑤畳石


割石への分岐


⑥割石


神楽石への分岐



⑦神楽石
圧倒的な迫力です。これで目的達成です。


林道から縦走路への分岐、足元に小さく道標がある。


樹林の中の山道


縦走路に合流、これで周回した。


碑の基で冷たい風を避けて昼食


好天だが冷たい風が吹き抜ける日であった。
剣ヶ峰までの縦走路では数人と交差したもののそれ以降の山道ではまったくなし
今日も静かな山散歩でした。


上小幡から加波山路

2021年01月26日 12時21分53秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R3年1月25日、加波山を歩いてきました。

加波山は古来修験道における霊場ともされ、山中には奇岩、岩窟など広い範囲に散在し現在も禅定が行われているという。
上小幡から加波山への尾根沿いの一角にも禅定場があり訪れてみることに。

林道終端P8:25~採石場跡9:00~9:15鳥居(禅定場)9:30~林道10:05~10:45東屋(昼食)11:10~林道~尾根下山路取りつき口11:40~鳥居(禅定場)12:00~12:30林道終端P
約4時間の山散歩でした。

山行記録   地域別記録    加波山記録



地元の方に「道は細いが不動尊まで車で行ける」と聞き終端まで。


沢を挟み反対側に回り込み不動尊。駐車位置からみると廃屋にしか見えない。


砂利道の林道が続くが荒れていて車は乗り入れできない。


切り出された石がつまれている。


展望できる所に出た。筑波山や富士山、浅間山まで見られる。




幅広な荒れた林道は採石場跡まで続く。
採石場跡は広い。藪の中に作業小屋跡や切りだされた石が山積みされたまま


採石場跡から先は山道、藪が刈りはらわれ明瞭
禅定場に着いた。


巨岩の前に石の鳥居が3基、周りに祠


この巨岩には神窟がある。


覗き込むと人が入れる広さがあり「御神體」が祭られている。


修験者が立てていった「白幣」が禅定場の証
この「白幣」がこの先の尾根の岩に点々と見られる。


これら石碑には名がつけられていると思うが不明






標高を上げるにつれ昨日に降った雪が残る


ここにも「白幣」


林道に出て、縦走路への山道へ
急坂と雪で滑ること滑ること、下山路には危なっかしく使えない


まっさらな雪、誰も歩かれていない


電波塔直下の林道に出た


林道にも雪が残っている


東屋に着いた。
この東屋は久しぶり、昼食とする


今日はここまでとする。
下山は林道を回る


この林道にも雪


林道から尾根に入り往路を戻る


往路で見落とした石碑を探しながら






思いかけずの雪遊び、誰とも会うことがない山散歩でした。
次の機会があれば他の禅定場を訪れてみたいものです。

干支の山・牛壁三角点峰

2021年01月19日 19時53分02秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
R3年1月19日、御前山を歩いてきました。

今年(2021年)の干支は丑(うし)、干支にちなんだ山を探していると牛壁三角点をヒット
牛壁三角点は御前山ハイキングコースから外れた枝尾根に位置し藪山である。

道の駅かつら8:55~東登山口~鐘つき堂跡9:25~御前山9:45~牛壁三角点11:05~富士山11:30~11:45青少年旅行村(昼食)~(自転車)~道の駅かつら
約3時間の山散歩でした。
青少年旅行村までのルートを歩くのは11年ぶり⇒レポはこちらから

 山行記録   地域別記録  御前山記録

青少年旅行村に自転車をデポ、道の駅かつらからスタート


東登山口から


鐘つき堂跡に寄り道


久しぶりに歩くものだが整備が行き届いている。


御前山の三角点
自分は見逃したが、カミさんが「三角点と刻まれているよ」と


よく見ると確かに三角点と刻まれている。


林道沿いの枝垂れ桜、今年も綺麗な花を咲かせることでしょう。


後方から速足で近ずくハイカーがいる。振り返ると山探検仲間の松崎さんでした。
単独で往復とのことでここでお別れした。


私達は東屋に寄り道しコーヒータイム


次の東屋の先で牛壁三角点峰へ折れる。


林道に出てどこから尾根に取りつくかウロウロ、ここからにしよう。


尾根に出るが藪、カミさんは薄い所を選びながらかき分け進む


牛壁三角点峰
三等三角点(237.8m)
そうなんです。カミさんは丑年生まれ
これからも元気に山歩きができることを祈念して三角点にタッチ


ハイキングコースに戻り、富士山へ
富士山山頂(ふじやま)183m


展望デッキからは良き眺めでした。


富士山からの下山路は擬木の階段道、急坂で滑るので危なっかしい


炭焼き小屋も見られた。


青少年旅行村の管理棟に着いた。
冷たい風が避けられるベンチで昼食とする。
青少年旅行村の第二駐車場に戻り自転車を回収、約3.3キロを突っ走り道の駅かつら着。


冷たい風が吹き抜ける日でしたが、
目的の三角点を確認でき良き一日でした。

シモンさんと山遊び・吾国山

2021年01月17日 11時02分16秒 | シモンさんと山探検
R3年1月16日、善光寺から吾国山を歩いてきました。

シモンさんの山遊びに参加した。
吾国山の南尾根続きに「恋瀬」4等三角点がある。
ぶなじろうさんの記録から藪尾根の中とのことで近寄らないでいた。
今回はその三角点を探しに歩こうというもの。
類似レポは⇒こちらから
   
善光寺P8:25~車道~尾根取り付き8:40~林道出合9:00~三角点峰9:20~422P10:55~11:25吾国山(昼食)12:00~洗心館跡~林道~13:05善光寺P
約4時間半の山散歩でした。

 山行記録   シモンさんと山探検記録  吾国山記録

シモンさんの計画図(時計廻りの周回)


善光寺楼門
茅葺屋根の吹き替えが終わり綺麗になった。


シモンさんを含め10人でスタート


里道からみる吾国山


前方にみる尾根が吾国山への縦走路


車道から尾根に取りつく


少々藪っぽい


舗装された林道に出た


林道を横切り踏み跡ある山道へ


踏み跡ある山道が続く


ピークで三角点探し、メンバーは山慣れした人ばかり直ぐに見つかった。
「恋瀬」4等三角点を確認


この先で宝篋印塔、崩れていたので直しておいた。


この先からは藪尾根、伐採された樹が散乱し山道を塞ぎ歩きにくい
尾根を降り里に近ずくにつれ踏み跡ある山道となる


422Pへの直登ルートを、きついもので汗をたっぷりと


尾根に登り着き小休止


422Pを通過し


林道と平行する尾根を、反射板を過ぎ林道に降り立つ


切通の手前に降り立つ


カタクリ園地、雑草が刈りはらいされかたくりの開花を待つばかりとなっていた
山頂で昼食


洗心館跡から善光寺方面の林道を行く
途中、伐採された樹が山道を塞ぎ周り道へ


林道を歩き善光寺に戻った。


シモンさん仲間の皆さん、お疲れ様でした。
またの機会を楽しみにしてます。

ロウバイ咲く筑波山麓

2021年01月15日 08時29分24秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R3年1月14日、筑波山を歩いてきました。

のんびりさん、徹也さんが相次いでロウバイの開花情報を発信した。
新春の香り高い花、遅ればせながらみて来ようとなった。

梅林付近に駐車8:45~梅林~V字谷左岸尾根コース~五輪塔9:50~10:25立身石(休憩)10:35~富士見台~梅林コース~猿田彦神社11:20~11:45梅林(昼食)12:35~13:00駐車位置
約4時間の山散歩でした。

 山行記録   地域別記録  筑波山記録 



梅林展望東屋から


梅林ルート左に分け


少し先で左に入りV字谷左岸尾根コースに取りつく
V字谷は凍結している可能性もあり止めておこうと尾根沿いに歩くものとした。


このコースを歩くのは久しぶりだな~
尾根道には石、樹に赤ペンキマークがあるがその上に灰色のペンキで上塗りされている。
巨石がゴロゴロとした尾根もあり変化が楽しめる。


巨岩を左にみながら


しばらくすると五輪塔に出た。
五輪塔は高さ50センチほど、見逃さないように


しだいに尾根は石から笹になるが踏み跡ははっきりしている。


山道はT字路となり右にとると立身石、左にとると禅定場の一角に出る。
写真は右から登り着き禅定場の方から撮ったもの。


禅定場の岩場に寄り道


立身石


立身石の岩場上から、気温が高いせいか遠望はきかない
岩の基部でコーヒータイム


山頂はパス、人混みには近寄らないことにする。
下山は梅林コースをとる。
コースの一角にネコの陶器の置物が・・何の意味?


猿田彦神社でコロナ終息のお願い


V字谷左岸尾根分岐、ここで周回したことになる。


梅林
Sさん夫婦がお仲間と休憩中
久しぶりにお会いした。奥さまの帽子は手製とのこと、若々しいものでお似合いでした。


紅梅が綺麗に咲いてます。白梅はこれからですね。




Sさんご夫婦とはここでお別れ、またお会いしましょう。


ロウバイ
ロウバイはまるでロウ細工のような黄色い花、梅と並んで新春にみられる花ですね。








春先のような陽気の中、ロウバイに紅梅にいち早く春を感じてきました。
今回も出会ったハイカーは数人、静かなものでした。

笠間の藪山巡り(愛宕山、山内山、高峠)

2021年01月08日 21時13分56秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
R3年1月8日、笠間市の藪山を歩いてきました。

笠間市上市原は我家から7~8キロであり、ジョギングで何度か走っている。
この上市原の北側山奥に愛宕山、山内山、高峠があり地形図にも記載されている。
だが200mに満たない低山であり訪れる人も稀、記録も少ない。
この低山を繋いで歩いてみることとした。
昨年の笠間の藪山巡りレポ⇒こちらから

R50道路脇に駐車8:05~8:40愛宕山8:45~9:10山内山9:15~林道出合10:20~10:40高峠(昼食)11:15~林道車止め11:40~(車道)~12:20駐車位置へ戻る
4時間15分の山散歩でした。
     
  山行記録   地域別記録  鶏足山記録



R50道路脇に駐車(下山時に撮ったもの)


この日朝は冷え込みが厳しくこの冬一番かも。
R50を離れ民家の脇を抜け畑の中の道を進み山間へ


作業道らしき道は薮は薄く歩きやすい。


作業道が交差する地点に着いた。
ここから愛宕山を空身で往復するが笹薮が煩い。


高みを目指し笹をかき分け進むと廃屋らしき建物がある。
回り込むと廃屋ではなく神社であった。しめ縄もあり今も守られているようだ。


近くには山名板もあった。樹に囲まれ展望はない。


笹薮をかき分け作業道に戻り、山内山へ向かう。


この先も同じような歩きやすい道が続く
道端には赤く塗られた境界杭が点々と続き目安となる。


山内山への分岐


山内山山頂。展望なし


三等三角点「山内」199.9m


この先も藪は薄く歩きやすい




尾根道から幅広の林道にここから出た。
ここまでの尾根道は地形図上の破線を追ってのもので藪は薄く歩きやすかった。
ここからは林道歩き、荒れてなく歩きやすい


林道の車止めを越え左に折れると


伐採が進んだ高峠が前方に見える。


林道を横切り高峠に取りつく


高峠山頂
三等三角点「高峠」183.7m


高峠は約200度の展望だが、数年先には植樹された樹が伸び藪山に戻ることでしょう。
ぽかぽか陽気、切り株に腰掛け昼食とする。
遠くに奥久慈男体山、高鈴山も


反対側は筑波山、加波山方面


正面をアップすると県庁、ケーズデンキスタジアムも確認できる。


さあ下山することにしよう。
下山路はほとんどが林道、車道歩き。道迷いもせず無事に戻った。


心配していた藪も薄く歩きやすいものでほっとした。
今日も誰とも会いことがない静かなものでした。

大展望の大郷戸アルプス

2021年01月05日 12時59分26秒 | 鶏足山・御前山・雨巻山
R3年1月4日、益子の大郷戸アルプスを歩いてきました。

里山は空気が澄んで遠望が楽しめる今がベストシーズン
展望が素晴らしい大郷戸アルプスは3年ぶりでした。

山の郷のめぐみ駐車場8:40~中尾根展望東コース~西尾根第二鉄塔9:15~10:35富谷山10:45~11:30回顧の峰(昼食)12:10~東尾根第二鉄塔12:20~エスケープルート~12:35山の郷のめぐみ駐車場
約4時間の山散歩でした。  
    
山行記録   地域別記録  大郷戸アルプス記録  

山の郷のめぐみ駐車場からの周回


山の郷のめぐみ駐車場(トイレ有)先客はなし
好天に恵まれた。


東電巡視路を行く


中尾根鉄塔を過ぎ


「大郷戸アルプスの仲間たち」の皆さんが整備しているとのこと


巡視路の階段が続く


西尾根第二鉄塔に着く


富士山、浅間山などの大展望


大郷戸四等三角点(287.14m)


大岩直登坂を登る


大岩、鏡岩


富谷山で青木さんと出会った。
青木さんは今年も精力的に歩いている、明日は雲竜渓谷とか
元気を頂いた。


ここからも大展望
加波山、筑波山方面


浅間山は真っ白
復路は東尾根を行く


回顧の峰に着く。
ベンチがあり休憩ポイント、絶景を前に昼食とする。


急坂、狸転げ坂


東尾根第二鉄塔を過ぎ、エスケープルートを降る


整備された山道を降り、山の郷のめぐみ駐車場へ戻った。


穏やかな天気、絶景を楽しめた一日でした。
青木さんと出会った以外はなく静かなものでした。

古道を辿り足尾山

2021年01月01日 12時11分12秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R2年12月31日、足尾山を歩いてきました。

足尾山の古道、上寺集落から今や誰も歩くことがなくなった参拝道があるとのこと。
藪山徘徊老人さんの情報をもとに歩いてきました。

駐車位置8:15~登山口~馬頭観音碑(十字路)8:35~砂利林道~鳥居8:50~山道取りつき口9:00~岩屋9:25~足尾山直下の林道出合9:50~10:00足尾山10:15~猿壁山への分岐10:35~靖国神社跡10:45~分岐11:10~林道出合11:20~11:45駐車位置
昼食休憩なしの3時間30分の山散歩でした。
類似するルートのレポ⇒こちらから

  山行記録   地域別記録   足尾山記録

ハイキングコースではありません。


上寺集落の空き地に駐車


ミカン園の脇から取りつく


作業道らしき山道を行く


馬頭観音の石碑がみられる。
作業道から離れて石碑の裏手の山道へ入る。


さらに進むと林道の傍らに馬頭観音の石碑がある。
ここは砂利道の林道と伐採後の作業道が交差しどの方向へ?? 右へ砂利道の林道を行く。


林道は荒れている。ここは左へ


右手の林に石碑があり近づいてみる。


その先に林道沿いに水神碑がある。


さらにその先に左手に石仏


そして忽然と林の中に石の鳥居が見られる。
今や足元は藪に覆われて参道らしき跡はみられない。


その少し先左に採石場への分岐、古びたパトライト等の警報機器がみられた。


ここまでは作業道、林道を歩くもので参拝古道の感じは薄いが
道端に点在する石碑等がその名残をとどめている。

ここから林道を離れて山道へとなる。小さな沢を横切り薄い踏み跡追って行く。


樹に巻き付けられたテープは森のあちこちにあり山道の参考にならない


アオキなどの草木があるがうるさい程ではない。


湿地らしき所に出た。小高い岩の所に不動明王碑がある。


滑りやすい所なので巻いて碑の裏手に回り、その先に巨岩の岩屋へ
自分は閉所は苦手なので入口で、その大きさを撮る。


この付近からは山道もしっかりしてくるが斜面がきつくなる。
白のテープが巻き付けられた樹が点在し案内してくれる。


山頂直下の本宮への舗装された道に出た。


足尾山山頂、好天に恵まれたが風が冷たい。石垣の陰に隠れるよう休憩する。


すっきりと筑波山と富士山がみえる。


寒くなったので下山する。下山路は落ち葉が積もり滑りやすいが明瞭だ。


猿壁山方面への分岐


分岐点は笹が増え以前よりも分かりにくくなっているが薄っすらと幹にがみえる。


5年前にこのルートを下山した際は藪は薄く歩きやすかったが、今や薮化が進み立ち位置では見通しが利かない場所もある。
数年先は廃道になってしまうのかも


靖国神社跡。この付近は藪がなく確認できた。


この先も笹薮が濃くなったり薄くなったりの繰り返し。
猿壁山近くになり踏み跡がはっきりした山道が右手方向に延びている。


猿壁山をショートカットするルートのようだ。


無事に林道に降り立ち、駐車位置に戻った。


貴重な情報を提供して頂いた藪山徘徊老人さんに感謝です。
猿壁山への下山路は笹薮が濃い場所もありルートを見逃しやすくお薦めできません。