20度を超える暖かな日は、
上着を脱ぎ半袖で歩きたくなる。
しかし、春嵐の吹く季節、
満開の桜も始業式の頃には、
街路に花びらを散らしている。
そして、
それに代わって、
木々は若葉をつけ、
大地にエネルギーが満ちる。
足どりも軽く寒かった灰色の冬空の面影はなく、これから夏至まで日は伸び、清々しい季節がやって来る。そして、春らしさく草花の芽吹く景色は、南風に誘われ門出にふさわしい明るい陽ざしが差す。そして、これから季節の移り変わりを見ていくと、その鮮やかな世界に目がさめる。