日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

日本の科学論文の減退

2017年08月17日 08時28分32秒 | 日記
日本の科学論文が大きく減少していると報道され
何処かの政権が補助金の仕訳として世界一を放棄
させて研究助成を大幅に削減し、各省庁もこれに
同調して科学者や研究者を海外に追いやってしま
った結果が、この結果です。トップやリーダーの
責任の大きさをつくづく感じます。そんな中でネ
イチャーの記事から・・少し長くなりますが・・
中国を真の意味でAIの約束の地にしている要素
は、別の2つの資源にある。一つは人材。この国
には、優れた計算スキルに加え、言語と翻訳を研
究する伝統がある。マイクロソフトのAI開発を
率いるハリー・シャム氏はこう指摘する。
しかし、この状況はあと数年で変わると同氏は予
測する。中国の主要大学の大半がAI講座を開設
しているからだ。AIを学んだ世界の科学者の5
分の2以上が中国にいるとの推定もある。中国が
持つ第2の資源はデータだ。データはAIの世界
で最も重要な要素である。かつてソフトウエアや
デジタル製品は基本的に、プログラムされたルー
ルに従って動作するものだった。それゆえ、優れ
たプログラマーを擁する国が優位に立った。しか
し、深層学習のアルゴリズムが出現し、動作のル
ールは、大量のデータから抽出したパターンに基
いて作られるようになった。利用できるデータが
多ければ多いほど、アルゴリズムは多くを学ぶこ
とができ、AI製品は賢くなる。こうしたAIの
サイクルにおいて、中国という国が持つ規模の大
きさと多様性は強力な燃料となる。14億人に近い
中国の人々は、日常生活を送るだけで、ほかのほ
ぼ全ての国の国民を合わせたよりも多くのデータ
を生み出している。ごくまれな病気であっても、
診断法をアルゴリズムに学ばせるのに十分な症例
数を確保できる。中国企業は、音声認識を改良す
るのに必要な音声データも数多く保有している。
漢字の入力は、欧米の文字を入力するよりも手間
がかかる。そのため中国の人々は音声認識サービ
スを比較的多く使う。中国に、ほかの国との違い
を真にもたらしているのは、約7億3000万人に及
ぶ、他国の追随を許さないインターネット利用者
の多さだ。     英エコノミスト資料より 
日本は個人情報保護法で、大きな遅れをとる事は
間違いも無く、いずれその中国のAIに頼らざる
を得ない日が来るだろう。


























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コメント (5)
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