「ステータスのある外国車」を意味する言葉で、
「ベンツ、ビーエム」という妙な慣用句(?)があります。
言うまでもなく、メルセデス・ベンツとBMWという、
ドイツを代表する自動車メーカーの名前を省略したものです。
今回はそのBMWについて書こうと思います。
例によって、一般的な紹介や評論ではなく、
僕が実際に触れたことのあるBMWについての軽いお話です。
僕の中で、BMWというのはスポーツカー、
あるいはスポーツセダンを主力製品としながら、
モータースポーツにも熱心に参加するメーカー、
というイメージがあります。
例えば、子どもの頃雑誌で見た635CSiや、
CSLのツーリングカーレース仕様などは、
もうとんでもなくカッコいいと思っていました。
あるいは、WRCに出場していた初代M3の豪快なドリフトの映像も、
忘れられないモータースポーツの1シーンとして記憶に刻まれています。
ところが、街中で日頃見かけるBMWに関しては、
ほとんどがセダンボディであるためか、
モータースポーツに参加している車両に比べると、
なんとなく落ち着いていて地味な印象を持っていました。
そんな僕が、初めてBMWを運転する機会を得たのは、
今から約17年も前のことでした。
知人が購入した1990年式あたりの320i(E30型)の新車で、
限定仕様のBBSのホイールが装着されていましたが、
4ドアのオートマチック車だったため、
それほどスポーティなモデルではなかったと言えます。
にもかかわらず、初めて運転席に座ったとき、
なんともいえない高揚感に包まれたのを覚えています。
というのも、乗ったのが夜だったため、当然ライトを点けたわけですが、
その瞬間、メーターパネルがほとんど赤に近いオレンジ色に光り、
その雰囲気がとても「戦闘的」で「レーシー」に感じられたからです。
こうした装備上の「心憎い演出」によって、
「あぁ、やっぱりBMWはモータースポーツを強く意識したメーカーなんだ」
という思いが湧いてきたものでした。
もちろん320iですから、パワーはそれほどでもありませんでしたが、
直列6気筒エンジンの滑らかなフィーリングは素晴らしく、
それが剛性の高いボディにFRの配置で搭載されていることから、
操縦性は素直で、非常に運転しやすいと思いました。
バブル経済期には「六本木のカローラ」というありがたくないニックネームがついてしまいましたが、
僕自身、このクルマにはとてもいいイメージを持っています。
グリル周りなどは、最近のモデルよりもむしろカッコよく感じられます。
さて、事情は説明できないのですが、
今年の春、最新型のBMW3シリーズを運転する機会がありました。
最近のBMWのエクステリアのデザインはかなり挑戦的で、
評価が分かれるところではないかと思いますが、
BMWらしい剛性感と素直な操縦性はそのまま受け継がれ、
さらに高級な雰囲気に進化していたのを感じました。
ただ、メーターパネルの「レーシー度」に関しては、
昔のE30型のほうが上ではないかと思います(笑)。
日常の使い勝手にも優れるBMWのスポーツセダンは、
これまでに何度も購入候補として検討したことがあります。
果たして、将来手に入れる機会は訪れるのでしょうか。
「ベンツ、ビーエム」という妙な慣用句(?)があります。
言うまでもなく、メルセデス・ベンツとBMWという、
ドイツを代表する自動車メーカーの名前を省略したものです。
今回はそのBMWについて書こうと思います。
例によって、一般的な紹介や評論ではなく、
僕が実際に触れたことのあるBMWについての軽いお話です。
僕の中で、BMWというのはスポーツカー、
あるいはスポーツセダンを主力製品としながら、
モータースポーツにも熱心に参加するメーカー、
というイメージがあります。
例えば、子どもの頃雑誌で見た635CSiや、
CSLのツーリングカーレース仕様などは、
もうとんでもなくカッコいいと思っていました。
あるいは、WRCに出場していた初代M3の豪快なドリフトの映像も、
忘れられないモータースポーツの1シーンとして記憶に刻まれています。
ところが、街中で日頃見かけるBMWに関しては、
ほとんどがセダンボディであるためか、
モータースポーツに参加している車両に比べると、
なんとなく落ち着いていて地味な印象を持っていました。
そんな僕が、初めてBMWを運転する機会を得たのは、
今から約17年も前のことでした。
知人が購入した1990年式あたりの320i(E30型)の新車で、
限定仕様のBBSのホイールが装着されていましたが、
4ドアのオートマチック車だったため、
それほどスポーティなモデルではなかったと言えます。
にもかかわらず、初めて運転席に座ったとき、
なんともいえない高揚感に包まれたのを覚えています。
というのも、乗ったのが夜だったため、当然ライトを点けたわけですが、
その瞬間、メーターパネルがほとんど赤に近いオレンジ色に光り、
その雰囲気がとても「戦闘的」で「レーシー」に感じられたからです。
こうした装備上の「心憎い演出」によって、
「あぁ、やっぱりBMWはモータースポーツを強く意識したメーカーなんだ」
という思いが湧いてきたものでした。
もちろん320iですから、パワーはそれほどでもありませんでしたが、
直列6気筒エンジンの滑らかなフィーリングは素晴らしく、
それが剛性の高いボディにFRの配置で搭載されていることから、
操縦性は素直で、非常に運転しやすいと思いました。
バブル経済期には「六本木のカローラ」というありがたくないニックネームがついてしまいましたが、
僕自身、このクルマにはとてもいいイメージを持っています。
グリル周りなどは、最近のモデルよりもむしろカッコよく感じられます。
さて、事情は説明できないのですが、
今年の春、最新型のBMW3シリーズを運転する機会がありました。
最近のBMWのエクステリアのデザインはかなり挑戦的で、
評価が分かれるところではないかと思いますが、
BMWらしい剛性感と素直な操縦性はそのまま受け継がれ、
さらに高級な雰囲気に進化していたのを感じました。
ただ、メーターパネルの「レーシー度」に関しては、
昔のE30型のほうが上ではないかと思います(笑)。
日常の使い勝手にも優れるBMWのスポーツセダンは、
これまでに何度も購入候補として検討したことがあります。
果たして、将来手に入れる機会は訪れるのでしょうか。
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