風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

12気筒への郷愁

2013-02-24 17:49:00 | F1レース
若いころ、「昔は良かった」とつぶやくオジサンを見て、
「つまんないこと言ってるな」と思っていました。

しかし、自分がオジサンになって、昔のF1を思い出すと、
「フェラーリの12気筒エンジンの音は最高だったな」と懐かしんでしまいます。
あの音を生で聞いたことがない若いF1ファンからすれば、
つまらないことを言っているように聞こえるのでしょうか?(笑)

僕が1995年に鈴鹿サーキットで見た最後の12気筒マシン、
Ferrari412T2のアデレードでの映像を貼り付けます。
実際の音は、この映像から聞こえてくる音の10万倍は迫力があります。
あの狂おしいソプラノのエンジン音の素晴らしさは、
現場で聞く以外に感じることはできないでしょうね。
フェラーリの姿が見える前から、
他のマシンよりも1オクターブ高い音色で近づいてくるのがわかるんです!

そう思うと、もうF1じゃなくてもいいので、
12気筒マシンが戦えるレギュレーションの新カテゴリーができたらいいなぁ、
などと夢みたいなことを考えたりしてしまいます(笑)。
2.4リットルのV8ですら、昔より静かになった気がしていたのに、
来年V6ターボになって、どんな音になってしまうのでしょうか。
ちょっぴり心配なのであります……。





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