ムラサキツバメとムラサキシジミ

１１月２１日　岸和田市内の公園にて

以前この公園で二度ほどムラサキツバメを撮りました。
同じ仲間のムラサキシジミは家の周辺でも比較的よく見かけますが
ムラサキツバメはこちらでは滅多に会うことがありません。
生息環境はマテバシイなどの照葉樹林と書かれていたので
樹木の多いこの公園に「ムラサキツバメ」目的で来てみました。
この時期、小振りなドングリを沢山つけた常緑樹、公園内に多く存在してます。
冷たい風が気になる日でしたが、日光はじゅうぶん、
寒くて、蝶なんて一頭も飛んでないように思えましたが
よく見ると上の方を３、４頭の小さな蛾のようなものが飛んでます。
葉に止まったところをカメラで確認すると尾状突起が・・・
ムラサキツバメ！


ムラサキツバメの♀


下草に飛んで来たのもいます。光の具合か♀は複雑な色味です。




ここは二頭いますが尾状突起が見えるのは一頭だけ









ムラサキシジミは広範囲で見かけました。
ツバメとシジミ、色の違いは図鑑通りと思いました。
尾状突起が無く青味の強いムラサキシジミ、
尾状突起があり紫味の強いムラサキツバメ
ムラサキシジミ


ムラサキツバメ


ムラサキシジミ


モミジの葉に


下草に



公園を去る時、再び最初の森に戻ってみました。
午前中は陽射したっぷりだった場所は既に日陰、薄暗く静かです。
二頭の蝶がいた葉を見ると、翅を開いて日光浴をしていた♀は
コテ～ンとひっくり返って眠りこけていました（フラッシュ使用）

初冬のクロツバメシジミとヤマトシジミ

クロツバメシジミ幼虫の食草、ツメレンゲも見頃となったようです。
クロツバメシジミとツメレンゲのツーショットを撮りたかったのですが
どのクロツさんも陽当りの石垣や落ち葉の上で日光浴に夢中
顔を近付けても逃げません。気温が低くあまり動けなかったのかな。

岩の隙間から咲くツメレンゲ




陽だまりの岩上で仲良く日光浴








落ち葉の上も暖かいのでしょうね。







ここの低温期ヤマトシジミ達、なかなか美しいです。

南紀の蝶と花 その２

南紀海岸の岩場に咲く黄色い花、アゼトウナ（畦唐菜）
見慣れているように感じたのはヤクシソウとよく似ているからでしょうか。
海の波飛沫を真面に被るような場所にも健気に咲いてます。
、






海岸に降りる道を歩いている時、突然キラキラ赤く輝く小さな虫が目の前に。
オオキンカメムシ！！　去年初めてサツマシジミを見に来た時にも逢いました。


ジョウビタキも良いポーズ


もう今年は逢えないと思っていたアサギマダラ。


木々の隙間から下に見える南紀の海。アサギマダラ、いよいよ太平洋へ



南紀の海と空、また来年も！

南紀の蝶と花 サツマシジミとアサマリンドウ

１１月６日　紀伊半島の本州最南端付近、南紀の海を見下ろす公園


この日の目的のサツマシジミとは良い出会いがありました。
２時間半の高速ドライブの疲れも吹っ飛びます。
と言っても私は運転してませんが・・(^^)
残念だったのはサツマシジミがあまり翅を開いてくれなかったこと、
でもいろいろな野草に遊ぶサツマシジミに会えただけでも嬉しい♪
特にセンダングサ、コセンダングサはお気に入りのよう。

サツマシジミ♂








サツマシジミ♀




ツワブキの花に


木の葉の上に


ママコノシリヌグイに
　

タデにも




この日の次の目的は紀伊半島に咲くアサマリンドウ
名前通りの清らかな川の傍にある神社参拝道に自生してます。








薄日を浴びて




二段の愕片がほんとうにおしゃれな雰囲気♪

庭の蝶 ヤクシマルリシジミ クロマダラソテツシジミなど

１１月２日　庭に来たヤクシマルリシジミ♂




よく見ると既に翅が擦れています。


背景の黄色は庭に成っているミカン




１１月に入ってから、ますます賑やかになった庭の蝶達。

クロマダラソテツシジミ低温期型♀　クフェアの花に





こちらは♂



これは中間型なのかな　マーガレットの花に




これも中間型？　ウインターコスモスに




ヤマトシジミ♀は青い鱗粉が輝いて冬の装い

　
地面で給水



♂もまたこの時期は青が濃く美しい。