6月23日の続きです。
フジミドリシジミの吸水行動を撮った後
ヒサマツミドリシジミのポイントに移動しました。
何度か訪れたことのある場所ですが、
まだ一度も見たことはありませんでした。
この日がヒサマツミドリシジミとの初めての出会いとなりました。
裏翅の白いV字型ラインが識別ポイントだそうです。
尾状突起、長いです。
アカタテハがなんともスッキリしない背景です。
どっちも主役
6月23日 そろそろアイノミドリシジミの活動が活発になる頃です。
ポイントに到着すると、活発なのはアイノミドリシジミだけでなく、
ネットマンの長~い捕虫網も樹々間をゆらゆら動いて活発でした。
しばらく卍飛行するアイノミドリを眺めたり、ネットに捕獲されるのをチラ見したり。
結局、他の場所に移動することにしました。
もとの場所に戻って来た時には、もうゼフィルスの活動時間は終わってました。
蝶もネットマンさんもいなくなった静まり返った沢斜面の樹々を眺めていると
小さな蝶が飛んで来て近くにとまりました。
ラッキー!! フジミドリシジミ!
雌でしたが、2020年に偶然出会って以来、ずっと会いたかった蝶です。
すると、また小さな蝶が斜面からいきなり道路の白帯に着地、
近寄ってみるとフジミドリシジミの雄のようです。
道路脇の枯れ葉や小石の散らばっている場所で吸水活動を始めました。
邪魔にならぬよう、逃げられぬよう、慎重に距離を置きながら追いかけました。
夢中で追いかけましたが、吸水を終えると斜面の中に消えました。
雌はまだいるかな? 見ると同じ場所で休息していました。
6月17日 山頂のオオミドリシジミ
数頭ほどが高い樹上から飛び出すものの、カメラで捉えられるような
低い場所には、なかなかとまってくれません。
ヒノキにとまったこの時にも、私は間に合いませんでした。
主人の写真は白く光ってしまいましたが雰囲気だけでも(^^)
カエデの葉によくとまります。
蝶友さんが高所のオオミドリを上手く低い木に誘導してくれました。
その後、山頂付近を散策しました。
ピークを迎えたウツギの花が、あちらこちらでとても賑やか!
今シーズン初見のミドリヒョウモンも一気に増えたようです。
ウラギンヒョウモンもまだ活動中
夏型に衣替えしたサカハチチョウ
すっかり色褪せてしまったアオバセセリ
ダイミョウセセリは関西型
アオジョウカイのペァーは蝶友さんが見つけてくれました。
最後はミヤマカラスアゲハ
6月10日 今シーズン初のミスジチョウ
ここ数年の写真データでは、ミスジチョウに出会うのは6月の初旬
食草のカエデがいきいきと新鮮な渓流沿いや山頂付近です。
でも今年は6月に入ってもコミスジばかり。
シーズン中、何度も(3~4回)発生するコミスジとちがい
ミスジチョウは一年に一度だけの発生。
この周辺では6月中頃にはもう姿を見なくなるので
タイミングが悪いと来年まで会えないという
私なりに貴重感のある蝶、なので少し気合を入れて捜します。
ウツギの花から飛び出して地面に張り付いたまま
ウツギの花で撮れたら良かったのに
この日、頂上で久々にウラギンヒョウモンを撮りました。
ウラギンヒョウモンは特に珍しい蝶ではありませんが
2018年の秋に撮って以降、この山で見かけていません。
それまでは、春と秋、数は少ないものの撮っているのですが・・
夏眠する蝶なので、タイミングが合わなかったのかも知れません。
渓流沿いや山頂付近でアサギマダラをよく見かける季節になりました。
「ウツギの花にアサギマダラ」というのが私にとっては定番
今年はよく見るアカシジミ
近場の自然公園、渓流沿い、林道沿いの原っぱなどでですが
今回、チョット良い場所にとまってくれました。
6月8日 ウラジロミドリシジミ
朝6時過ぎにポイントに到着、ナラガシワ付近を散策していると
足元の細い草に白い蝶がひっそりとまっていました。
写真を撮るために近づいても身動ぎひとつしません。
現地で偶然お会いした蝶友さんが、細い茎ごと蝶をススキに移動させると
徐々に開翅を始めました。
あぁ~・・ちょっと残念 雌でした。
暫く歩き回っていると、開翅真っ最中の雄を発見!
2頭目の雄はひらひら飛んで来てススキの中にとまりました。