気まま散歩道

散歩の途中で出会った可愛い野草や昆虫、野鳥などをカメラでパチリ。

樫井川

2015-10-21 22:16:01 | 自然
泉佐野市内を流れる樫井川
上流は犬鳴渓流、あの岩肌を流れ落ちる清流とは全然違った様相です。
川の堤防両端には梅の木が数百メートルに渡って植えられています。
今回は川の左側の道を下流に向かって歩きました。



クズやセイダカアワダチソウ、その他の繁殖力旺盛な植物に覆われて
ほとんど水が見えない場所も多くあります。


よく見ると下に小さな白い花が群生しています。


フェンスがない場所なので、梅の木に摑まりながら堤防のすぐ上まで降りて撮りました。
これはサクラタデではないでしょうか。


マメアサガオも咲いています。


ミゾソバらしき花も見えます。


クズの葉にとまったのは、この時期多いウラナミシジミ


少し水量がある場所では、サギが魚を狙っています。




堰の付近の水量が豊富な部分(といっても底が見える程度に浅い)


水草の浮く場所にはカモやオオバンの姿が見えます。




オオバンは子育て中です。


川中の草の茂み付近に幼鳥達がいます。




少し離れた別な茂みにも、草の間でゴソゴソ動き回っている鳥がいます。
先のオオバンの子供と似ていますが、こちらはかなり臆病で、出てきてくれません。


カイツブリ


カワウ


キセキレイ


モズが枯れ木で、けたたましく高鳴きしています。


今シーズン初めてのジョウビタキ、濃い灰色は成長途上だからでしょうか。


フと川と反対側を見ると、畑の中から首を伸ばしたイタチと目が合ってしまいました。
可愛くないこともない(^^)



この日、私が歩いたのは片道1キロ足らず、
樫井川はこの先、泉南市に入り、やがて大阪湾に注ぎこみます。


里山の秋の花

2015-10-03 10:47:49 | 花・昆虫
九月の里山散歩で出会った野草の中には、
忘れてしまいそうなくらい、小さな花や地味な花もありました。

薄暗い場所に咲いていた小さな花、唇型の花弁の上、マークのような赤い線が可愛い。
名前を調べてみたら「ハエドクソウ」、可愛いというイメージからは、かけ離れたお名前。
蝿取り紙を作るのに使われた毒草なのでした。


林道に這いつくばるように咲いていたアカネ
これも茜色の染料のもとになるそうです。


帽子を被った赤い実のような物は、実ではなく「アカネツボミフクレフシ(虫えい)」だそうです。
中にはタマバエの幼虫が入っているそうな・・・


これはヒメジソでしょうか。小さな花ですが、かたまって集団で咲いてました。
淡いピンクから濃いピンクまでいろいろです。


白色も混ざってました。


ミカエリソウは振り返って見るほどでもありませんが(失礼)、何となく目につきます。





和泉葛城山頂上ではアサギマダラがたくさん飛んでました。
まだ発生して間もない成虫が多いのか、傷もなく綺麗でした。




アカタテハもよく見かけました。


ゴイシシジミ、九月の終わりにもまだいるのですね。


姿も場所も地味なジャノメチョウ




帰りは犬鳴山道の脇道に入りました。
入口あたりに咲いていたのはナギナタコウジュ




マツカゼソウ


20センチくらいの丈の茎に花をたくさん付けていたセトウチホトトギス
頂上に3個、二段目には4個、一段目には2個、計9個也。


白色のアキチョウジの花





次は家の庭の野草(?)です。

これは、去年のこぼれ種から咲いたカリガネソウ。
庭の小さな側溝に勝手に生えてきて、元気に育ち、綺麗に咲きました。


ところが庭植えのカリガネソウの方は、ほとんど枯れて瀕死状態になりました。
「すぐ効く肥料」というのを置いた翌日、突然葉が枯れ始めました。
すぐ効く肥料はすぐ効く毒薬にもなるのですね(涙)



ずっとサラシナショウマと思ってきましたが、イヌショウマかも・・と今頃思うようになった、
我が家のサラシナショウマ、毎年暑い夏を越えて咲いてくれます。


庭に来たモンキアゲハ、翅がだいぶ傷んでます。


おなじく庭にきたオオスカシバ