My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

絵本 R.Munsch「Love you forever」

2010-07-05 04:58:50 | 読書
絵本。
子どもが読む本ですが、字を読めない時期から買い与えるので親の趣味意向が大きく反映される分野の本でもあります。

あ でもポケモンとか電車とか子どもが自主的に趣味を発揮して欲しがるものももちろんありますが~

さて、今回は英語絵本です。何冊か気にいったものがあり、絵が好きだったり内容がよいものだったり

タイトルのものは 日本でも翻訳がでているはず、和名も同じく「ラブユーフォアエバー」だったのではないかな。 日本で買うとお高くなりそうな洋モノ絵本は原語のものを買ってしまうワタクシ・・・

なんでしょうね、同じ意味のものだし、脳内で日本語に変換して読んでいるとは思うのだけど、(・・していないかな~)
翻訳で読むのと原語で読むのはやはり感じ方が違います。
翻訳のバアイ、翻訳者内部を通過してからやってくる文章だから・・・なのかわかりませんが、どうしても一拍置いてあるような気がしてしまう。特に作家が気に行って読んでいてその文体に慣れていたりすると、翻訳物が合う合わない がでてきます。
翻訳でもすっと入れる時は入れるのですけれどねーどれがどうとはよくわからない、それはワタクシのブラックボックスでもあります。。

日本語版は未読なのでニュアンスの違いは多々あると思いますがご容赦くだされ。

これは絵本の体をとってはいるけれど、もちろん子どもも読めますが、親を泣かせる絵本だす・・!

いまさっき再読してうるうるしているわたし・・・ううう

内容はね、生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしているオカアサンの絵から始まって

お母さんは赤ちゃんを抱きながら歌うのです。

I’ll love you forever,
I’ll like you for always,
As long as I’m living 
my baby you’ll be.

月日は流れ赤ちゃんはどんどん成長しいたずらをしたり悪い言葉を使ったり理解できない行動をとったり
まるで動物園にいるようだわ!とお母さんは感じるのです・・・が、
夜になり、お母さんはそっとベッドに近付いて 子どもを抱いて歌います。

I’ll love you forever,と。

子どもは成長し家をでていきます。
月日は流れお母さんはどんどん年をとっていきます。子どもがお母さんに会いに行っても、お母さんは年をとり弱り切っているのでいつも聴かせてくれたあの歌を最後まで歌いきることができません。

そして
子どもはお母さんを抱き 歌います。小さい時からずっと歌ってくれたあの歌を・・。


子どもはその夜家に帰ってから
”・・・he stood for a long time at the top of the stairs.”
”Then he went into the room where his very new baby daughter was sleeping.”

そして、娘に 母親がしてくれたように 唄を歌うのです。
I’ll love you forever....



泣きドコロ: まぁったく、子どもがわけわかんないんだよっ!!状態のところ。 14歳長男くん お年頃ですから一筋縄ではいかないのです。
目を吊り上げて(私がっ)言い合うことだってしばしば。 この本のおかあさんみたく
「動物園に売り飛ばしてしまいたい」とセツジツにおもうことだってある。


でもね、自分の子どもですから もちろんかわいい。 
かわいいけど アタマニクル  でも かわいい。


いったい 子どもになにをしてやれるのかなぁ と思います。
最低限の食べるもの 着るもの 寝るところ? 本人に見合うだけの教育?

愛情。

一番大切なことはわかっていますが、 一番 お互いが気付きにくいものでもあります。


ほんとうにさ、何が良くて何が悪いかなんて 死ぬ間際にならないとわからないんだろうなぁ。