悲しくッたって~ コートの中では 平気 なのっ♪
ははは スポ根な歌だ
浦野千賀子「アタックNo.1」です。文庫版で全7巻。少女マンガでは初めて単行本が10巻以上になった作品です。
エマちゃんから突如メールが
「揃ってるけど読む~?」
速攻で返信
「読む~
」
アニメで見たことはありますが、全編通して見たことはなく最後どうなるか知らなかったのです。が、子どもの頃紙芝居を持っていて 海辺を走ったり階段でうさぎ跳びをしたりそんな場面や鮎原こずえのあの高い位置のポニーテール&早川みどりの巻き髪がものすごく印象に残っており
わーい、楽しみー
と読み初めた。
あらすじ:
腸の病気
(・・・ってなに??!)の静養のために東京の名門校から静岡の富士見学園にやってきた中学2年生の鮎原こずえ。バレー部に勧誘されたが反発、不良少女たちとチームを組み猛特訓をしバレー部に勝利し、キャプテンとなる。転校生早川みどりとのキャプテンの座争いにも勝ち、(その後親友になる)(腸の腫れものはバレーに打ち込むうちに治ってしまった!)中学3年生のときには近隣の私立中と合併、そこでもライバルとぶつかるが和解し、キャプテンに就任。その後、
全国大会優勝
夏季全国大会準優勝
世界ジュニアバレーボール選手権(選抜メンバーに選ばれレギュラーに。) 優勝。
富士見高校入学後は先輩のいじめにあい
(まただ)バレー同好会を設立 しかし後に和解し、こずえが新キャプテンの座に就く。
県大会を勝ち抜き、宿敵美沢学園を破りインターハイ出場の切符を手に入れるが、直後遠い親戚でもあり、いつもこずえを近くで見守っていた同級生の努が事故で死んでしまう。
ショックを受けるこずえだったが、努が生前こずえのバレーがさらに進化するよう研究ノートを作っていたことがわかり、再びバレーに全力を注ぎこむようになる。
インターハイでは東都学園、甲徳高校を破り決勝で寺堂院高校と対戦するが八木沢三姉妹の三位一体攻撃にあえなく敗れ準優勝となる。
インターハイの会場東京で努の双子の兄で経済的な理由から里子にだされていた竜ニと出会い、竜二は富士見市へとやってくる。
高校2年生になったこずえは春の高校選抜大会を前に厳しい特訓に励んでいたがその頃からなにものかがこずえの身辺を調査し始める。美沢学園の仕業と勘違いをしたこずえは、美沢学園のバレー部員とケンカになり
(おいおい)5日間の試合出場停止処分を受けることになる。
こずえ抜きで予選を突破し、なんとか準決勝まで勝ちあがってきた富士見高校だが、次の相手は昨年のインターハイ覇者時堂院高校。だがみどりの逆回転サーブ、こずえの名セッター大沼とのコンビプレー回転スパイクで相手のイナズマ攻撃を打ち破り、決勝進出を決める。
決勝の相手は東南女子。この東南の飛垣選手こそ、こずえの身辺調査をしコンピューターでこずえを打ち破るためのメニューを組んで特訓してきた相手だったのだ。
(はははは先端をいっているが拉致して筋電図とるのは犯罪では)
コンピューターに計算されつくした試合をこずえらは「残るは根性だけよ!」と闘志をむき出しにして闘い、そして5時間もの接戦を制して勝利する。
中学時代のバレー部コーチ本郷先生を学校に迎え、さらに練習に励むこずえ。が、突如練習中に倒れるこずえ。彼女は「子宮付属器炎」に冒されており、すぐに摘出手術を受けないと命を落とすことに。こずえの両親は盲腸と偽り手術を受けさせる。
この時入院した病院で、こずえは大学生湯島に出会い恋をする。バレーに身の入らないこずえ。だが湯島には親の決めた婚約者が・・!そして母親から自分の体の秘密:一生子どもを産めない という事実を聞かされ、バレーに青春をかけようと決意、湯島をあきらめる決断をする。
インターハイ予選、本線と確実に勝ちあがる富士見高校。電光スパイクを駆使し決勝まで勝ち上がるが、決勝の相手は青葉学園。青葉学園の山本はかつては本郷コーチの教え子であり、185センチの長身から繰り出す大ボールスパイクという魔球を持っていた。
しかしこずえはこの試合で新しい魔球「竜巻落とし」を完成させ、みごとに優勝を勝ち取るのであった。。
そして 現役高校生女子として初めて全日本女子の選抜メンバーに選ばれたこずえは、かつてのライバルで実業団に入った八木沢三姉妹の長女らとともに世界選手権会場であるブルガリアに向けて出発する。最大のライバルは中学時代に親善試合を行ったソ連(!!)のシュレーニナ選手。はたして日本チームは優勝旗を手にすることができるのか・・・
連載開始が1968年「週間マーガレット(今ない?!)」ですよ~。
漫画自体古いっ絵柄コマ割なんか違うっ第1巻なんてスクリーントーンすら使用していないし全体的になんだかすごい
電車や車も古っ
けどこずえの髪形や私服はなんだかかわいい といいますか
当時の女の子の憧れのおうち・小物・ファッション はこういう感じだったのかーというのがよくわかる。
それにしてもこの漫画、主人公が殴り合いのケンカもするし いじめ・しごきはアタリマエ?、主人公のボーイフレンドは事故で亡くなるし生き別れの兄妹もでてくるし破産して進学の危機!やら
生々しいというのか時代が違うせいなのか ある意味とても新鮮です。
思っていたほど無茶な魔球がたくさんでてくるわけでもなかったな。
無茶な魔球、といえば「侍ジャイアンツ」の番場蛮ちゃん。こっちも集英社だなー 再放送のアニメで好きになったけど漫画は単行本1巻買ってもういいや、となった。最近東京MXかなにかでも再放送していたような
って、まあいいのです、そんなことは。
偽双子も一緒になって読んでいたけど 今のすきすきラブラブファンタジー少女漫画とだいぶ違うのでどうだったかな?内容的にはずっとアタック~のほうが濃いとは思うけど
でも 魔球 と 魔法(や超能力やファンタジー系・・)、どちらが荒唐無稽なお話なのかは・・・
ですねー