「グリーン・ノウ」シリーズの5巻目の本。
シリーズ物とは知らず、魔女?おもしろそうー、と子どもの頃の私が選びお気に入りになった本です。
全5巻で別巻として総集編・・今まで各巻で出てきた子どもたちが時空を超えて触れ合うような、グリーンノウが建てられた頃のまだまだ神話と同居しているような時代のお話、があります。基本的には現代のお話。(といっても初出は1954年の物語ですが)
舞台はイギリスの田舎の古い古いお屋敷、グリーンノウと呼ばれる1000年も前に建てられたマナーハウス。(作者ボストン夫人が実際に住んでい屋敷がモデルでそこは1120年に建てられました)そこにはオールドノウ夫人とひ孫のトーリー、中国人難民の少年ピンの3人が暮らしています。古いお屋敷ですから、それまでにたくさんの人々が住んでいたわけでたくさんの逸話も残されておりオールドノウ夫人は折に触れて二人の少年に話を聞かせてやります。そして、昔昔から伝わっている古い鏡や古い書物・・・魔法信仰の名残の呪文やらがあちこちに残されているのです。
いやーもー
錬金術にコウモリの本魔法玉ペルシャ鏡モーゼの十の力山羊の角 そして現代の魔女。ソソラレルーー
魔女といっても怖い顔をした年よりではなくて、ジュネーブの哲学博士という肩書きを持つ悪賢いけれど間抜けな面を持つ奇妙な女性がでてきます。
彼女はあの手この手を使い・・偽造文書や催眠術やアレコレ・・オールドノウ夫人からこの古い屋敷を奪おうとするのですが、夫人の知恵や子どもたちの機転、そしてグリーンノウを、夫人を守ろう・この家に住むすべての(生死にかかわらずね)人々を守ろうとする意志によって追い払われてしまいます。
のどかな落ち着いた描写がされており、怖いお話ではなくてもちろん派手な魔法アクション?があるわけでもなく
本当に人間らしい、魂での闘いをするのですね・・。礼儀正しく、人間の力を使って悪、闇、恐怖、そういったものに勝利する。
現代と過去、夢と現実、生きているものと死んでいるもの、それらがすべて混在しているのがグリーンノウ。
力強くやさしい物語です。
小学生の時の愛読書でした。
シリーズ物とは知らず、魔女?おもしろそうー、と子どもの頃の私が選びお気に入りになった本です。
全5巻で別巻として総集編・・今まで各巻で出てきた子どもたちが時空を超えて触れ合うような、グリーンノウが建てられた頃のまだまだ神話と同居しているような時代のお話、があります。基本的には現代のお話。(といっても初出は1954年の物語ですが)
舞台はイギリスの田舎の古い古いお屋敷、グリーンノウと呼ばれる1000年も前に建てられたマナーハウス。(作者ボストン夫人が実際に住んでい屋敷がモデルでそこは1120年に建てられました)そこにはオールドノウ夫人とひ孫のトーリー、中国人難民の少年ピンの3人が暮らしています。古いお屋敷ですから、それまでにたくさんの人々が住んでいたわけでたくさんの逸話も残されておりオールドノウ夫人は折に触れて二人の少年に話を聞かせてやります。そして、昔昔から伝わっている古い鏡や古い書物・・・魔法信仰の名残の呪文やらがあちこちに残されているのです。
いやーもー
錬金術にコウモリの本魔法玉ペルシャ鏡モーゼの十の力山羊の角 そして現代の魔女。ソソラレルーー
魔女といっても怖い顔をした年よりではなくて、ジュネーブの哲学博士という肩書きを持つ悪賢いけれど間抜けな面を持つ奇妙な女性がでてきます。
彼女はあの手この手を使い・・偽造文書や催眠術やアレコレ・・オールドノウ夫人からこの古い屋敷を奪おうとするのですが、夫人の知恵や子どもたちの機転、そしてグリーンノウを、夫人を守ろう・この家に住むすべての(生死にかかわらずね)人々を守ろうとする意志によって追い払われてしまいます。
のどかな落ち着いた描写がされており、怖いお話ではなくてもちろん派手な魔法アクション?があるわけでもなく
本当に人間らしい、魂での闘いをするのですね・・。礼儀正しく、人間の力を使って悪、闇、恐怖、そういったものに勝利する。
現代と過去、夢と現実、生きているものと死んでいるもの、それらがすべて混在しているのがグリーンノウ。
力強くやさしい物語です。
小学生の時の愛読書でした。