昨日の午後、郊外の住宅地のはずれにある森の中に足を踏み入れました。
冬の風景は、お天気が曇っていることも加わって、色彩をなくし
少し淋しさをも感じながら、
それでも枯れ葉の上を歩くと、
グシュ、グシュという一定のリズムと
足裏にかすかな心地よい感触を感じながら
ひたすらズンズンと奥へと歩き進む。
時々風に頬を撫でられ、ハッとする瞬間的な冷気に首をすこめながら
まるで木々に導かれるように、ひたすら歩く。
1本の木に出会いました。
まるで何かを話しかけるように、ぱっくりと口を開いた木。
ここで、あなたは何を見、何を感じてきたのだろう。
ゴツゴツとした木の幹と、それに寄り添うように、
上へ上へと伸びていこうとする新芽。
思わず「生」のたくましさを感じずにはいられない瞬間。
とある冬の午後のひとときでした♪