昨年の元旦は雪、年末の週間天気予報は曇りで降水確率40%、1998年に迎春会を始めて9回目になる。この間晴れて初日を迎えたのが何回有っただろうか、資料をめくって見ると2回である、殆どが曇りだった。確率が非常に低い。当然の事ながら今年もみんなが「だめだろう」と口々に言う。
太陽が昇る時刻は7時20分頃だ、6時に起床して外に出てみる。雲一つ無い空に星が輝いている。期待が持てそうだ!
6時30分 待ち合わせ場所に車が集まってくる。松ヶ垰に続く道には10日前に降った雪が山の影に残っていて、2駆の軽バンでは前に進めない何とか通り抜けようと後ろから押せどもだめだ、車を置いて、4駆の軽トラの荷台に乗り込みデコボコ道を上る。東の空が少しずつ明るくなってくる。
6時30分 松ヶ垰で同行の地元ケーブルテレビの取材がはじまり、かけ声勇ましく雑木林の中を大将軍山頂を目指す。いつもはライトを点けて登るのだがライト無しでも明るい。
7時5分 頂上へ到着、米泉湖ルートから登って来たグループと合わせて70余名が集まった。お互いが挨拶を交わしながらご来光を待つ
7時27分 今年初の真っ赤な太陽が昇り始める、少し昇ると眩しく光りを放つ、振り向くとみんなの顔が赤く染まっている。そのスピードは随分と速い、カメラのシャツターを切る間隔で感じる。感動の一瞬だ!
みんなのコップに御神酒やジュースを注ぎ乾杯! 福だるまの当たる抽選に入る。先を色分けした竹ひごを順に引いてもらう、色によってだるまの大きさが異なる。一等は大きさ24㎝、大将軍の名入りだるまが2本、その他にミニだるまが25本あった。
それぞれのグループで記念写真を撮って下山する。
今年も良い年になりますように!と祈念し終える。