長男もそうだけど次男も物持ちがいいようだ。
その証拠として筆箱がある。
これは、次男が小学校へ入学したときに購入したもの。
黒くて手触りが柔らかくて使いやすい。
中を開けてみると短い鉛筆ばかり。。
手のひらにすっぽり入ってしまって書きにくそうな鉛筆ばかり。。
表の表面はというと・・・
こんな具合。痛々しいのだ。
磁石の留め金も・・いや磁石自体が取れてしまうので、
うっかり持ち主以外の人間が開けようなどとしたら、とたんに分解してしまう。
怒る、次男。
次男は怒ると声が高くなるので、さらにやかましい!!
誰も筆箱はいじらないようにしているのだけど・・
ナント6年間も使い続けている!!
数年前からこの状態なので、
母~「いい加減・・筆箱新しいの買おうか。。」
と言うと、
次男~『まだいい!!まだ使えるから!!』
という。このくりかえし。
鉛筆に至っても同じことが言えよう。
母~「鉛筆長いのに変えたら?。書きにくいでしょ?!」
次男~『まだいい!使えるから。』
となる。
私が新しいものを持ってくると筆箱に入れるけど、自分からはしない。
なんでこの子は、こんなんだろう。
私こんなにケチケチしてないけどなぁ。。
この節約・・じゃない、モノを大事にする心はどうやって芽生えたのだろうか。
不思議だ。。
ところが、最近あることを言うようになったさ。
次男~『お母さん、中学になったら新しい筆箱に変えたいな。。』
うれしかった~。
母~「あはは!!(なぜか笑った私)そうだね。新しいのにしようね~」
とわたし。
なんだか次男がいじらしくなった。
お腹さえ空かせないようにしとけば、本当に可愛いやつだ。。
実はもひとつ次男が使い続けているものがある。
画像はないけど、通学の時にかぶるつばのある帽子。
青い体育帽子のこと。。。
この帽子は彼これ12年間子供の頭を守ってきたのだ!!
長女が小学生のころからで、ちょうどカラーが同じだったので、そのまま次男が。。。
他の友達はハリのある新しい帽子をかぶっている中、
ひとり次男はくたびれたやつを・・・でも、嬉しそうに今も頭に乗せている。
「もう新しいのに変えようか」
と言う声は何度も掛けたけど、やはり、
『まだ大丈夫!』
の声。
甘えてきてしまった母。。。
ひょっとして・・・
私には勿体無いような子に育ってくれたのかなぁ。。。
しかし、まだ分からない。手ごわい次男。。笑