尋ねたい家の方が留守だったので
戸別訪問をして歩いた。
道に迷ってもかまわないから
家を見たらそっちへ向かう。
そんなふうにして、
貪欲に布教（なっているかどうか・・）に
歩かせてもらっていた。出会いを求めて
人を求めて。。最初の頃は留守ばかり。
路上でも人に会わなかったけど、
お昼くらいになってくるとだんだんいい感じになってきた。
路上ではおばあちゃんでも話をしたかったので
追いかけて声をかけてみた。きっときっぱりと
言われると心の準備はしておいて、、、、でも、
「歩き方が早いですねーー」
と、そこから入っていって、結局プールへ行くバスが来るまで
バス停で一緒に待ってて、手を振ってさよならした。
年配の女性のときは実家の母のことを
台にして、話しをすることが多い。相手の方もちょっと
耳を傾けてくださる気がするからだ。
母は私が天理教に出会ったときは無宗教だった。
母にも信仰をしていて欲しかったと話す。
私の信仰を反対していた。でも、
きっと母は修養科に私と行った事で
因縁どおりに歩かなくて済んだのかもしれないなー。
そんな話はしていないけど、今日のことを振り返ると
母の先々はちょっとは方向転換が出来たんだなと
気がつくことが出来た。いままで考えたことあったかな、、、、
ありがたい。
にをいがけって自分が思う歩く目的と
神様が気がついて欲しいと思っていることと
違うのかもしれない。神様はきっかけはそこでも
本当はここに気がついて欲しいんだよと
思って、私の思うようにはして下さらないのかもしれない。
人間の思いとは違うところを深いところにあるんだろうなー。
親ってそうだよね。。私の理の親もそうなんですわ。。
闇雲に戸別訪問をしながらも、
ベビーカーの母子さんに声をかけさせてもらったり、
自分に変化をつけて、歩き回った後にもう一度目的だった家に
向かってみた。ドアポケットにはさんだメモがそのままになってた。
今日はもう帰ろう。
また来よう。
「良かったらメールください」なんて書いたけど、
来るわけないじゃん。。でも、忘れないようにしよう。
喜ばせてくれた方なので。
膝に不安を抱きながらも今日も歩かせていただけて
嬉しかったんですよ。
