よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録106(いて座 M24/IC4715 Star Cloud)

2023-07-12 05:00:00 | M天体

いて座 Star Cloud(スタークラウド、M24、IC4715)

画像① UV IRカットフィルター使用、若干のトリミングあり

いて座天の川銀河の恒星密集地帯はスタークラウド(星雲では無く『星の雲』)やバンビの横顔と呼ばれ天文ファンに親しまれているようだ(この画像では、バンビの雰囲気ぐらいで、しっかり見るにはもっと大きな画角が必要か)。パソコン画面に映った瞬間に星・星・星の海、何これの感想。でも美しい。出会えて良かった。

天の川が眼視や双眼鏡で雲に見えるように、このスタークラウドも言葉の通り、双眼鏡・天体望遠鏡で見ても雲のように見えるようだ。双眼鏡での眺めが格別らしい。

画像② アスタップによるプレートソルブ、階調処理により星を少なく、ディープスカイ・アノテーション

画像③ 画像②の拡大。M24等再記入。

画像④7月10日天の川、30s×2frames=60s うーん。アップすると薄くなる

追記)

星座ビノでの観望により、M8干潟星雲確認OK。

 

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

7)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット

8)いて座~Wikipedia

9)Small Sagittarius Star Cloud~英語版Wikipedia

10)干潟星雲 - Wikipedia

 

撮影データ

2023年7月10日快晴、星夜
ランダ観測所
いて座 M24(Star Cloud、IC4715)
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi赤道儀化+UV IR/Cutフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存、DSIA(ディープスカイ・イメージ・アノテーション)
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=300
Exposure=4s×93frames=372s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Microsoftフォトで、スポット修正、色・明るさ調整、トリミング等



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