いっかくじゅう座 NGC2264(=クリスマスツリー星団+コーン星雲+スノ一フレーククラスター+きつねの毛皮星雲)
NASAから一足早い点滅するクリスマスツリー銀河のプレゼントがあったので(資料9)、レベルは違うが、よしべやからもクリスツリー星団のプレゼント。(^^;
画像③元画像
画像①Seestarアプリによるアノテーション画面のスクショ、トリミング
NASAから一足早い点滅するクリスマスツリー銀河のプレゼントがあったので(資料9)、レベルは違うが、よしべやからもクリスツリー星団のプレゼント。(^^;
3回目の観望。1回目は4月でNeptune-CⅡとUV IR-Cutフィルターで撃沈(記録032)。2回目は11月、空の状態が悪いときにSeestar+LPフィルターで観望、コーン(Cone=円錐)の部分が写らず無理かと思っていたら、X(旧ツィッタ一)で写っている見本が流れてきて(資料12)、私も3回目の再チャレンジ、写りました。\(^o^)// 感謝、感謝です。
ところで、NGC2264(画像②)は天文ファンの間では、クリスマスツリー星団と呼ばれているが、NGCカタログの定義は、4つの天体を合わせたものとなっているらしい(資料10)。
さらにNGC2264の下の黒い部分は、コーン星雲と呼ばれており、星形成領域でHSTで観測された画像が有名。日本の古い文献ではトウモロコシ星雲の名前もあるとのこと。これはcone(円錐)をcorn(トウモロコシ)と間違えたのではないかとWikipediaでは推測している。
画像①を眺めると、どれがクリスマスツリーと思うような色々な見方ありそう。画像②は逆さまにして少し回転させると、赤いところがクリスマスツリーに見える。鳥にも見えるし、色々楽しめる天体と言えそうだ。
きつねの毛皮星雲はクリスマスツリ一の右側の白い部分と思えるが、スノ一フレーククラスターはどこ?英語版Wikipediaの翻訳を見る限り、画像⑥のLBN912と思える。自信はない。
画像②LPフィルター使用、35分間のライブスタック、画像処理有
画像③元画像
画像④Seestarアプリのアノテーション
⑤スカイアトラスによる導入場面
(画面のMombasaは小惑星、字は大きいが、14.7等級と暗い。私のレベルでは写っているかどうか確かめるのは大変難しく、わからなかった。)
画像⑥Astapによるプレートソルブ、アノテーション他
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
9)内部の天体がチラチラ瞬く「クリスマスツリー銀河団」、(Forbes JAPAN)
13)NGC 2264 - Cone Nebula & Christmas Tree Cluster
14)
やはり5cmでは淡いのは厳しいか。 pic.twitter.com/w753CrsLND
— midnightmover_ (@MidnightMover_) November 14, 2023
撮影情報
2023年11月15日午後11時半過ぎ
ベランダ プチ・リモート観測所
いっかくじゅう座 NGC2264
Seestar S50+iPhone7、10秒露出35分のライブスタック撮影
Astapで、Fitsファイルをプレートソルブ、自動階調処理High、自動色修正、α,δgrid表示、アノテーション、Jpeg保存(画像⑥)
Affinity Photo2で画像処理(画像②)
「AIで写真高画質化」でほんのり高画質(画像②)
「写真」アプリで、トリミング等