さそり座 IC4628えび星雲、NGC6242、NGC6231、NGC6268
画像①UV IR-CUTフィルター使用、PNGファイル。追尾ずれを若干トリミング、90°回転、短辺640ドットに縮小、上下1000ドットになるようにトリミング
IC4628(えび星雲、Gum56)は、日本語Wikipediaではヒットせず、英語版Wikipediaでも2行の記述。地球から6000光年離れた輝線星雲とのこと。NGC6242は、散開星雲。英語版Wikipediaでもこれだけ。夜空の天体無限に近いからこんなこともあるよね。NGC6231は昨日に続き再掲となるが、そのいきさつは覚書に書いた。この3つが1枚の画角に収まると、欲が出て画像①のえび星雲の左斜め上にあるNGC6268を一緒にと思うが、私の実力では難しいか。ハイアマチュアの人は、モザイク撮影という技術で、2枚画像撮ってつなぐらしいが、ソフトはあるけど技術はない。今後の課題。あともっと広角のCMOSカメラ買うというのもあるな・・・『無駄遣いだめよ。130PDS買ったばかりでまだ使ってないでしょ!』いつもの館長の声で空耳が・・・なお、NGC6268も英語版Wikipediaで2行。散開星団の記述のみ。まあ解説無くても美しければ良いか。
えびがはっきりしないのは残念だが、画像でも美しさわかる。眼視だと凄く綺麗だろう。覚えておこう。
覚書)浅田さんの本でH12について『肉眼でもなんだかごちゃごちゃしている感じを受けるが、双眼鏡で見ると、まるで宝石箱をひっくり返したような美しさだ。中でもH12は、6~7等星の星が広範囲にばらまかれた双眼鏡向きの散開星団だ。』という解説があり、昨日はH12に執着してネット検索で調べていたら、頭の中がトマトになり、疲れ切って寝てしまった。今朝、頭が元のピーマンの状態に戻り、画像をいくつか見ていたら、浅田さんの解説これじゃないという画像に当たった(画像①)。90°回転させると昨日の学習の成果もありさらによくわかる。慌ててアスタップでプレートソルブをかけ、画像①と同じ画角に調整する。これ(えび薄いし、ノイズ多いが)結構いけてる画像。努力するものは救われる。継続は力なり。(なお、浅田さんの本でHのつく天体は、H12のみ。)
画像②アスタップによるプレートソルブ、North UP回転、上下左右反転、アノテーション
画像③別画像NGC6268左中ほど、若干のトリミング、長辺640ドットに縮小
画像④SharpCapPro上でのプレートソルブ、DSIA。NGC6242の導入で、えび星雲が写っているのを見て、ずれたままでライブスッタック。
画像⑤ ステラナビゲーターLiteによる観望位置
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
7)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒
8)Player One UV IR-CUT1.25”フィルター | 株式会社サイトロンジャパン
9)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット
12)StellarScenesさんのサイトの『IC4628, H12付近(さそり座の散光星雲+散開星団)』
13)IC 4628: The Prawn Nebula~Nasa