ちょっと変な話ですが、私は年に1,2回花に恋をします。 その基準は定かではありません。インスピレーションです。最初はチラチラ見ていて知らんぷりをしているのですが、段々近寄って、もっと一緒にいたくなって、お部屋に持ち帰って対話をします(誰かに見られたら大分危ない感じです)ホントに恋してるって感じ。今は「秋明菊」です。そんな花達は思い入れが強く、特に大切に描いているような気がします。それらの以前の花達の絵の行方は・・・「グロリオサ」は東アジア美術交流祭の日本の予選で金賞を取り、今は中国北京の美術祭で展示され、「クリスマスローズ」「コスモス」「木蓮」達は印刷されて額装されデパートなどに並ぶ事に・・・これって私の強い恋心によって周りが動いたのだと思います。ホントは私位の絵を描く人ってゴロゴロいると思いますが、絵って上手い下手関係なしに、こういった強い心が入った絵が、周りの人の共感を得るのを実感しています。美術って面白い。やめられない・・・