昨日は兵庫県丹波市の丹波竜の化石が発見されたという所に行ってきました

お天気もよく最高

に気持ちの良い日でした。白い部分が発掘現場で、
ここらは地層が斜めになっていて、川がある為、水が少なくなる冬になると、発掘された粘土質の所を斜め下に向かって掘っていくそうです。やみくもに掘っていってもダメなんですね。最初尻尾の部分が見つかって、2回目は頭の部分も見つかったらしいのですが、20mもの大きな恐竜の尻尾と頭が近い所で見つかっているのが不思議

に思いました。死んだらイナバウワーみたいに反るというのですが・・・ほんとかなぁ?

でも、粘土質の土に守られて眠っていた恐竜の化石部分が隆起して、偶然発見されるってなんてステキなんでしょう
↑恐竜の周りの粘土質の石。触ってみたけど、ちょっと柔らかい感じでした。
↑すぐ背中合わせの所に、水力発電の建物が残っていました

恐竜も感動した

のですが、Yoshikoこちらにも感動しました

大正9年までは、この辺りまだランプ生活だったそうで、村長さんらが中心にお金を集めて、水力発電所を作ったそうです。ランプだけの生活から、1軒に付き1個の電球の灯りはどんなに嬉しかったでしょう

裕福な家庭しか読み書きする勉強が出来なかった時代、この灯りのおかげで何処の家庭の人でも、自分の名前位は書けるようになったと、地元の人が話してくれました

それにしてもこんな貧しい田舎に(失礼

)水力発電所を作ろうと考えた村長さんは偉い

それを最近ここらでは、もう用済みになったこの水力発電所を潰す話ばかり出ていたらしいのですが、そんな時にこの丹波竜の発見があって、今では重要文化財になっているそうです。きっと偶然じゃないと思いました。ここはとても大切な場所なんだなとYoshiko二重に感動しました

でも大正といえば、100年前にもならないのに、↓先日のモンスターペアレンツ達と比べると、同じ国なのにエライ違いですね
平日でガラガラなので、化石工房にも行きましたが、地元の人が親切にいろいろと教えてくれ、見せてくれ、触らせてくれ、たくさん勉強しましたが、全部書けないので、一人で喜んでいる事にします