Yoshikoのお部屋

水彩や水泳など水が大好き。
仕事や映画や読書や日常のコトなど
なんでも思いついた日に思いついたコトを書いています。

忘れていたクリスマスローズ

2008-04-03 20:39:17 | 
今日は、絵の物置をゴソゴソしていたら、ひょっこり出てきた絵があって嬉しかったのです



周りの茶色のマットは、和紙作家のMさんの手漉き和紙で、
「よ~し これで良い作品を創ります」と喜んで描いた
クリスマスローズ
クリスマスローズという植物は、クリスマスではなく、今頃花が咲きます。
絵の生徒さんに教えて貰ったんですけどね
4年位通っている生徒さんのお庭にたくさん咲いていて、私も描かせていただいたのです
そんな事を思えば、和紙作家のMさんの事も思い出すし、生徒さんの事も思い出すし・・・なんか嬉しいなぁ

自分でも気に入っている作品だったのに、展覧会後、なんですっかり忘れてしまったのだろう?

生徒さんが、この間の授業の時にちょうどこのクリスマスローズを描いていたので、今度見せてあげよう

読んでる本から感じた事

2008-04-01 20:29:03 | 日常の事

具合の悪い時に、トルストイの「アンナ・カレーニナ」という本を時々読んでいました。上・中・下の長編で、まだ中をボツボツ読んでいるのですが、今日はちょっと心に響いた所を読みました。

登場人物の中のリョーヴィンという大きな田園のオーナーは、たくさんの労働者を抱えて様々な問題に四苦八苦していますが、時々は朝から晩まで汗まみれになりながらも、自ら好んで労働者と一緒に草を刈ったり共に働いています。そんな時は、オーナーである事すら忘れる位に清々しい気分になるらしく

神は一日を与え、神はそのための力を与えたもうたのだ。この一日も、その力もすべて労働にささげられ、労働そのものの中に報酬があるのだ。では、だれのための労働なのだろうか?その労働の結果はどうなるのであろうか?いや、こうした考えこそ、第二次的な、取るに足りないものなのだ

すごく感激屋の私は、ここの所でとてもじ~んときて・・・

いろいろな事を考えれば考える程、人は欲が深まっていきがちですが、私は絵を描く時に、このリョーヴィンと同じくとても清々しい気持ちになります。 ああ~おんなじだな 俗世から飛んでる感じ

この気持ち好い感じを、味わった事のない、もしくは忘れてしまった人に、きっと私は伝えたいんだな 言葉では上手く表せない・・気持ち 多分無心に一生懸命に何かをやっている人は解ると思います。

・・・満ち足りた気持ち、安らぎ、清純な感じ・・