四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

どくだみで足湯

2015-08-02 15:56:00 | ハーブ/花/ガーデニング

家の一角にどくだみが生えている場所があります。futaba

夏になるとアスファルトの隙間からぐんぐん伸びて真っ白な花を咲かせますが
咲き終わると枯れて茶色くなり景観も悪いので刈り取って捨てています。
毎年、面倒くさい作業のひとつです。

ところが先日、ハーブ本を読んでいたら どくだみの足湯 が載っていました。

どくだみはお茶で飲んだりもする健康によい植物であることはよく知られています。

【期待できる効果】
利尿、解熱、解毒、炎症をおさえる、抗菌作用、毛細血管の強化、新陳代謝を高める
血液をきれいにし、血行不良などの循環を良くする

ここ数年、暑い夏もなるべく温かい物を飲むようにしています。
内臓を温めると体調がよく夏バテもしにくいことを実感している私は
湯につかる機会が少なくなる夏こそ足湯だexclamation2と思い立ちました。

どくだみは家の横に売るほどあるじゃないか…
タダで健康になれるんじゃないか…

今まで捨てていたのが急にもったいなくなった私は即実行。



数週間前に刈り取って捨てたばかりなので、今回の収穫量は少なめです…



フレッシュどくだみ。

刈り取ると独特な匂いが漂います。
強い匂いからもすごい力を秘めていることがわかります。

①さっと水洗いし、熱湯を注ぎ、成分を抽出させます。
 (今回は2~3分ほど火にかけ、煮だしてみました)



お湯が黄色くなってきた…出てます、出てます。

②そっと足を入れて15分~20分
 
※足だけを浸しても成分をかなり吸収できるのだそうです。
 身近に生えている植物だと よもぎ もおすすめで、疲れを取ってくれます。

じっとり汗をかいてきました。
足を動かしてパシャパシャさせ遊んでいると30分があっという間に経過。
足がさらっとすっきり。

数週間消えない虫刺されの跡に葉っぱをはってみたところ、
どんどん赤みが消えています。

効いているeq

収穫してつるし乾燥させておけば冬にも使うことができます。
足湯にしたり、ネットに入れてハーブバスにしたり、
他のハーブやエッセンシャルオイルと混ぜて使ってみたり、
研究すれば楽しいハーバルライフが待っているような気がしてきました。

猛暑が続くこの夏、植物の力に頼ってみよう。

今まで厄介に思っていたどくだみも、有り難い存在へと変わりました。

無知は、無駄な労働を生み、良い物を無駄にする。

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ブライトダイヤモンドが咲きました

2015-06-14 22:34:00 | ハーブ/花/ガーデニング
マーガレット、バラ、春の花が咲き終わると

次に我が家の玄関先を飾るのはユリ。

2年前、所沢ゆり園で購入したユリが今年も開花しました。
 down
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/365.html



早朝、まだ誰にも汚されていない新鮮な空気の匂いを吸い込んで

静かに撮影会を催してみました。

今年は円柱の支柱(朝顔に使う輪っか状の支柱)を使って仕立ててみました。
倒れることもなくいい感じです。



ブライトダイヤモンド( Bright Diamond)kirakira2 

ブライト(Bright)の名の通り、明るく、くすみのない白。
いわゆる 真っ白。

たくさんの苗が並ぶ売り場で ブライトダイヤモンド という
明るく健康的な名前に惹かれ購入しました。

病気にも強い品種です。

迷いのない輝くような白は、梅雨のうっとおしい気分を一掃してくれます。

ユリは繁殖力が強く、1年でかなり増えます。
庭もない狭い我が家、このままでは手に負えなくなる…
とうことで、この春、ブライトダイヤモンドの一部を
職場の園芸男子の家に嫁がせることにいたしました。

そして先日、「開花したぞ」と写真を見せてもらいました。
彼の家には庭もあるし、日当たりもいいし、
奥さんや子どもたちにも大事にしてもらい、居心地がよさそうでした。
よかったね…

近頃、職場の園芸仲間でトレードが流行っています。

「私たち親戚になったのですね」

などと言いながら家の子自慢に花を咲かせております。



ピンクのユリ「サムール」とともに…

路地裏の小さな小さなユリ園。

本日もきれいに咲いております。

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おじいちゃんの薔薇

2015-05-31 22:38:00 | ハーブ/花/ガーデニング
昨年、職場の同僚のお母様からいただいたバラの挿し穂で挿し木に挑戦。
 down
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/394.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/396.html

根付かせたバラが5月初旬に開花しました。kirakira2



ペネロープ という品種です。

戦争に行った夫の帰りを20年待ち続けた、
ギリシャ神話のオヂュッセウスの妻ペーネロペー(ペネロペ)の名前に由来しています。

春・秋と咲き、日陰でも咲く育てやすい品種だそうです。

優しげなクリーム色、フリルのドレスをまとったような愛らしい花。
咲き始めはクリーム色ですが、日に日に白へと変化していきます。

白いバラだと聞いていたので真っ白な花を想像していたのですが
品のいいクリーム色に心を奪われ、ずっと眺めていました。

根付かせ、育て、成長を見続け、花を咲かせ…
まるで子どもを育てる親。
わたくし自分で産んだ気になっております。


ペネロープの挿し穂をいただいた後、別の品種もいただき挿し木にしました。

同僚に品種を聞いてみると、お母様に確認してもわからなかったとのこと。
その昔、おじい様が植えて育てていたもので
家族はみな「おじいちゃんのピンクのバラ」と呼んでいたのだと言います。item2

バラが咲く度、

「おじいちゃんのバラ咲いたね」

なんて他愛のない会話をしながら、
家族がさり気なくおじいちゃんを思い出している
そんな光景が目に浮かびます。

花を見る度、あの人を思い出す…
誰もが持っている花とのエピソード。

じゃあ、私も おじいちゃんのバラ と呼ぶことにしよう。

顔も名前も知らないよそのお家のおじいちゃんが育てたバラが
どういうわけだか我が家のプランターにやって来て、根をはり…

ご縁ですねぇ~

きっと素敵な名前が付いているのでしょうけれど
この際、品種などどうでもよくなった私は、

「ありがとう」

と見知らぬおじいちゃんを想っております。

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酔芙蓉が咲きました。

2014-10-05 22:31:00 | ハーブ/花/ガーデニング
だいぶ前の話になりますが、

通勤途中、毎朝通る家の前に、きれいな花が咲いていました。

白と赤が半々、その比率は花によって若干違っています。

華やかで妖艶な雰囲気に私は心を奪われ、
通る度、その花に目を向けていました。

ある日、昼間その家の前を通りかかった私は
おかしな違和感を感じました。

朝通る時と、何かが違う…何だろう…

モヤモヤしたよくわからない感情が何度か続いたある日、気づいたのです。

よぉ~く見てみると、朝と昼では色が違うということに。

朝通ると白と赤が半々だけれど
日中通ると白より赤の比率が高く、花によっては赤一色。

この花は時間によって色が変わるのです。

それが 酔芙蓉(スイフヨウ)という花だと知りました。

花色の変化を酒に酔って赤くなる様に例えて
この名前がつきました。


我が家の玄関先にも、この花を咲かせたい…

そして昨年、花屋の店先に出ていた苗を見つけ、

今年、花が咲きました。



朝9時頃、白かった花は、
down



時間とともに花びらの先から少しずつピンクに染まり始め、
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午後にはピンク色に変身。
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夕方、花は閉じ始め、おやすみなさい…


一日で様々な表情を見せる花。

冷静と情熱、湧き上がる心の移り変わりを映しているような花。

ここを通る何人の人が、この静かな変化に目を向けているのでしょう。


酔芙蓉 花言葉は 「繊細な美、幸せの再来、心変わり」

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アスターが咲きました。

2014-08-17 15:13:00 | ハーブ/花/ガーデニング
春に種をまいたアスターが咲きました。kirakira2



たくさん発芽した中から、間引きを繰り返し、
毎日毎日話しかけながら成長を確認し、
元気に育ってくれた10本が今、次々に蕾をつけています。

種から花を育てるのは久しぶり。
半年かけてようやく花開いた姿を確認し
ひと仕事やり終えた後の充実感を感じております。

ピンク、白、黄色…

次は何色が咲くのかなぁ。



春、夏と明るくアクティブな季節には
自己主張が強く、華やかな花たちが彩を添えます。

夏から秋にかけて咲くアスターは、
小さく、ひっそりと、清楚で物静かな雰囲気をかもし出す花。

華やかな季節が終わりを告げ、もうすぐやさしい秋の風が通り抜けることを
さり気なくおしえてくれているような小菊ちゃんです。

こんなに小さな花でも、花びらは適度にしっかりとしていて
指で触れると、やわらかいブラシのような感覚。
小さくても芯の強さを感じます。

窓辺に座って、この花びらにずっと触れていると
時がゆっくり流れていくようで、
非現実の世界にいるよう。

ふと見上げると、やさしい青空。

騒がしく、ガチャガチャした夏が終わる気配。

もうすぐ静かな秋がやってきます。

アスターの花言葉 信ずる心

何をするにも、慌てて急ぎ過ぎてはいけません。

信念を持って、ゆっくり、じっくり、願いが叶うその時が来るのを
信じて、待ってみましょうか。

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