四谷のしっぽ お散歩日和

あっちこっち街歩き、カフェめぐり、ガーデニング、
日々の出来事をつらつらと…
そんな感じのごった煮ブログ。

旧古河庭園 秋のバラフェスティバル2012 & 駒込・トロンコーニ & アルプス洋菓子店

2012-10-28 23:18:00 | 豊島区/練馬区/板橋区



5月に見に行った春バラがあまりにきれいで感動したので
 down
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/318.html

旧古河庭園 秋のバラフェスティバルに行ってきました。

南北線・西ヶ原駅下車。

庭園に向かって歩くと左側に平塚亭という和菓子屋さんがあります。
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13107748/
http://www.tokyo-kurenaidan.com/asami-mitsuhiko1.htm

「浅見光彦シリーズ」でも登場するお店で他の2時間ドラマにも度々出てくるお店。
ドラマの中では店の横に赤い布が敷かれた長椅子が並び、
登場人物たちがそこでお茶を飲んでいますが
実際は店内で食べるみたいで、外に椅子などは置いてありませんでした。

浅見光彦の家はこの付近にあるという設定らしく。
作者の内田康夫さんや浅見光彦のファンも訪れるみたいです。

平塚亭でお団子を一本買って、食べながら歩いていく人もいました。
休日ののんびりムードがいいですねぇ。

その奥にあるのが…



平塚神社

静かで、質素な雰囲気を漂わせています。

勝ち運、病気平癒、開運厄除、交通安全、武芸上達、
立身出世、事業繁栄、魔除け、心願成就



わぁ~、鈴がいっぱい。

どれを鳴らそうかしら。



神社の横にある防災センターではハイパーレスキューが訓練中。

ハイパーレスキューファンの私といたしましてはかなり
萌え~heart でございます。

しばし足を止め、見上げる女が一人。

そしてふと気づく…今日はバラを見に来たことに。runそうだった…



旧古河庭園に到着~ run

前回も思ったのですが、門の前を駐輪スペースにするのってどうなのかと。
雰囲気台無しな感じなので、門の中に並べて欲しいかも。



洋館&お花&モミジ

何度見てもいい光景。

前回来た時、ひと目で気に入った私おススメの庭園です。



花壇にはマリーゴールド、バラなどなど。



この日は芝広場で三味線コンサートが行われていました。

屋外コンサートっていいわぁ。
芝生のやわらかさと秋の風が運ぶ芝の匂いを感じながら聴き入ります。

洋館に三味線…ミスマッチかと思いきや、意外とこれもありだなと。

三味線を聴く機会ってなかなかないので新鮮でした。



小山兄弟(右がお兄ちゃん、左が弟)

この兄弟がかなりのイケメンmeromero

こんなにハンサムなのにギターじゃなくて三味線というところが好感度アップ。

ちなみに、この三味線は犬の皮でできているそうです。
津軽三味線は激しく打つので、猫の皮よりも強い犬の皮がいいんですって。

バラはというと…



2012年10月27日現在、ちらほら咲き。

なんか、春の時とだいぶ様子が違うんですけど…item2ほよquestion2

剪定された跡がいっぱい、蕾もそれほどあるわけではなく。

見頃ってなってたけれど、これ見頃なのeq
季節が違うと咲き方も違うのeq

秋は一輪一輪をじっくり見るということで…


  クリスチャンディオール           ドフトゴールド


          ガーデンパーティー


            芳純

その名の通りかなりよい香りです。


           ローラ

オッケ~ okwink

って舌をペロッと出しちゃうの。

ローラ違いです。


      レディ メイアン


            乾杯


       ブルーライト            ゴールデンメダイヨン


            朝雲


           黒真珠

妖艶な大人の雰囲気ね…


               恋心

あぁ~、なんか、そんな感じがするぅ~meromero



ローズショップで「バラの花びら入りドレッシング」をお買い上げ。

酢、梅、たまねぎの風味がきいたあっさりフレンチドレッシング。
食べてからよぉ~く考えると、ほのかにバラの風味がしている気が…

イケメンに癒されたし、バラもそれほど咲いてないし…ということで帰ることに。



庭園を出て駒込駅へ向かって歩きます。

駒込に気になるパティスリーがあって立ち寄ってみるためです。

JR駒込駅東口から3分ほどの所にあるのが…



トロンコーニ                

http://www.tronconi.jp/
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13003845/

※旧古河庭園から行く場合、
 駒込駅へ向かう途中にある商店街・霜降銀座入口前の横断歩道を渡りまっすぐ進み
 はんこ屋さんの隣りのおせんべい屋さんの角を曲がります。

地元で評判のケーキ屋さん。

駒込で美味しいお店をネットで探していたらここが出てきて
味も、店員さんの対応も評判がよかったので本当なのか確かめてみたかったんです。

駒込は親戚が住んでいて子どもの頃よく遊びに来ていたのですが
お店がある辺りは数十年ぶり。
懐かしい街並みに遠い記憶をたどりながらお店を探しました。


     シシリー(450円)
    (ピスタチオのケーキ)

ネットで見て、一番食べたいと思っていたケーキ。
数えてみたら13~14層になっていました。
丁寧に重ねた感じがとてもよく出ています。
しかも色がきれい。

下の方に薄く入っているラズベリーのゼリー。
上だけ食べればクリームのマイルドな味が楽しめ、
全ての層を一緒に食べればラズベリーがいいアクセントになっていて爽やか。
いろんな味が楽しめるケーキです。


    ショートケーキ(380円)             中里(280円)

このショートケーキ、これは美味い。
甘さ控えめあっさり生クリームにしっとりしたスポンジ。

初めての店に行くと私は必ずショートケーキを買うんです。
ベーシックなケーキがどれだけ美味しいかで他のケーキの味がわかる気がするから。

ここのケーキは全体的に甘さ控えめなので生クリームはかなりあっさりしていて
甘いのが好きな方にはもの足りないかもしれませんが
私はこのくらいあっさりした方が胃がもたれなくて好きです。

中里はカスタードクリームと生クリームが混ざった懐かしい味。
皮もしっかりめにできています。


    シュークリーム(220円)           割るとこんな感じ

中里とは違うタイプの昔懐かしい雰囲気を漂わせるシュークリーム。
袋詰めされて売っています。
クリームはややかたく、しっかりめ。
(工作用の白いのりみたいな感じ)
カスタードとバニラの風味がきいていて濃厚な感じ。

4つのケーキを土日の二日間で全部ひとりで食べまぁ~す。


ひとつひとつのケーキがきれいなオーラを放っています。
評判通り美味しいケーキ屋さんでした。

本当に美味しいお店って小さくてもひっきりなしにお客さんがやって来るんです。
夕方には売り切れてしまうようなのでなるべく早めに買いに行ったほうがいいようです。


ネットで評判のよかった店員さんの対応はどうかなと覆面調査員のように見ていたら…

一見普通の対応かなと思ったんですが、何か感じがいい

私はパティシエのお兄さんが対応してくれたのですが
包んだケーキを渡す時もショーケース越しではなく
横からすっと持って出てきて出入口でそっと送り出してくれます。

私はこの店がとても気に入ったので、駒込へ行った時は必ず立ち寄りたいです。


ケーキをぶら下げて、もう一軒スイーツのはしご。

駒込駅北口前の アルプス洋菓子店

http://www.cakechef.info/shop/alpes/
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13003794/

昭和34年創業、メディアでも紹介される有名な老舗洋菓子店。

昭和の匂いが漂う昔懐かしいケーキが並んでいます。

有名なお店なのでとても楽しみにして行ったのですが…

喫茶スペースの2階に上がっていくと満席。

「3階にどうぞ」

と言われ上っていくと満席だから1階へおりてお待ちくださいと言われ。

もう一人私とまったく同じ境遇のご年配のマダムがいたんです。

「足が悪いのに3階まで行けと言うからあがってきたのに…」

彼女がそう言っているにもかかわらずお店の女性は忙しさにテンパって

「こちらです!!symbol5

と誘導しながらひとり1階に下りて行ってしまい。

悪い足をかばうようにようやく1階におりてきたマダムはため息をついて

「疲れちゃったんで帰ります…」

とお店を出て行きました。

足が悪いと言っているなら、マダムに1階まで下りろなどと言わず
椅子を用意して空いているスペースにでも座って待っていてもらうくらいの
配慮はできないのか。
せめてマダムが階段で転ばないように横に寄り添うくらいのことはできないのかと。

私は腹が立つやら、マダムが転ばないか心配になるやら。

見渡してみたけれど待っている人用の椅子は見当たらず。
1階のケーキショップで立ったまま待たされ…
もしかしてこのまま放ったらかしにされるのではないかという疑問までわいてきて。

マダムは懐かしい味を楽しみに来たのでしょう。
一連のやりとりを見ていた私のテンションも下がり、
食べなくてもいいかなとも思いましたが、数分で案内されたので
とりあえず席につきました。


ショートケーキ(408円)&シュークリーム(279円)

子どもの頃食べた懐かしい味。
近頃はおしゃれなケーキばかりなのでたまにはこういうのもいいものです。

さっきのマダムが気持ちよくお茶できていれば
私ももっと美味しく感じたのでしょうけれど
期待の割に不完全燃焼で終わりました。

いつもはちゃんとしていても、たった1回対応を間違っただけで
「そういう店なんだ…」
と、初めて訪れたお客さんの足は遠のきます。

ついさっき立ち寄ったトロンコーニで感じた 
何か感じがいい
というあの感覚とはほど遠い事務的、形式的な対応がヒジョ~に残念。

お菓子って人を笑顔にするものなのに…

老舗って何だ…

物事は長さではありません。
そこにどういうポリシーを持って、何を込めるかです。

お店が大きいから、小さいからというのは関係なくて
お客さんにどんな気持ちで帰って欲しいか、
お店としての在り方を店員にどう伝え、共感させるかっていうのが大切かな。

それをつくづく感じた今回のお散歩でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする