ゆうちゃんの独り言

モーツァルトが大好きで毎日欠かさず聴いています。人生の生き方は仏教で毎日般若心経を唱え、時間を見つけて寺巡です。 合掌

かかりつけ医に感謝しています。

2022-04-29 18:36:57 | Weblog

 多くの病気(狭心症、くも膜下出血、緑内障、喘息、アトピー性皮膚炎)を持っている凡夫には 4人のかかりつけ医がいます。心臓血管外科、脳神経外科、眼科、皮膚科・内科の先生です。
ここ数年喘息が出ていませんでしたが、この4月に入って急に苦しくなる日が続いたので先日電車で1時間の場所にあるかかりつけ医を訪ねました。

 先生とはかれこれ30年以上のお付き合いです。若いころに高脂血症が発覚した際に職場の近くにあるクリニックを訪ねたのがきっかけで現在に至っています。これまでに家族、兄弟、愛犬、趣味、3.11震災の医療救援、生い立ち等先生の個人的な話をお聴きしましたが、ここ最近はコロナ関連で入院出来ない患者さんの対応に関する話が多くなりました。

 表に出ない所でぎりぎりのところで踏ん張っている先生のような医療関係者の方がいるからこそ多くの命が救われていることを実感しています。
あと何年先生にお世話になるのか分かりませんが、常に感謝の気持ちで接しております。ありがとうございます!!合掌


体力と気力の低下を痛感!

2022-04-27 13:13:08 | Weblog

3月の上旬にくも膜下出血を発症し、約3週間入院生活を送りました。
9年前に狭心症で冠動脈バイパス手術を受けて以来の入院となりました。
今回は、脳血管が切れたことが原因ですが、後遺症がなかったことが不幸中の幸いでした。
3週間の入院生活で、体重は5キロ減、筋肉も同様に減少し退院時はバランスを取ることに注意しながら歩いていました。
昨日、退院後約1ケ月が経過したこともあり部屋の片づけをしましたが、以前のようにスムースに作業が出来ないことに気づき体力と気力の低下を痛感しました。古希を過ぎそれだけ歳を重ねた証拠だと自分に言い聞かせています。

 


くも膜下出血での入院

2022-04-07 12:38:19 | 入院

人生で二回目の長期入院をしてしまいました 。

1度目は 狭心症の冠動脈バイパス手術でしたが、今回はくも膜下出血での入院です。

脳血管が切れた瞬間ですが、何か頭の中でピチッと切れたような音が聞こえた気がします。 母親がくも膜下出血で亡くなったため、くも膜下出血の恐ろしさは充分に分かっていました。今回は急に頭が重くなりまた肩が凝った状態になりましたが、手足がしびれたり麻痺して動かなくなるというようなことはなかったので自分としては単なる頭痛なのかなと思っていました。

発症後4日間ほど家でごろごろしていましたが5日を経過しても通常の生活ができない状態であったため 病院に出向きました。直ぐにCT検査を行った結果脳血管が切れて出血していることが判明し即入院となってしまいました。個人的には非常にビックリしました。もっと早く行くべきであったと後悔しています。

約三週間弱ベッドの上での入院生活が始まりました。入院後約一週間はまだ頭が痛い状況が続きましたが、点滴等色々な措置をしていただいたお陰で一週間後には頭痛はなくなりました。並行してMRI検査やアンギオ検査を行い直ぐに手術が必要な状況ではないという判断が下されました。

ただし脳血管が通常の人と異なり傷んでいる状態である事実を伝えられました。非常にショックを受けました。退院して自宅療養をしていますが、いつまた脳血管が切れるかとの恐怖感が付きまとっています。

数年前の健康診断でほぼ全身のCT検査で腹部の動脈の石灰化が進んでいるとの話を聞いているので、多分全身の血管が同様の状態であると思っています。血圧を上げないようにすることと、ストレスを溜めないことに専念して当面は自宅で静養するつもりです。


あけましておめでとうございます!

2022-01-01 15:42:41 | Weblog

あけましておめでとうございます

2年前に突如として出現した新型コロナウイルスは世界中に拡散し、更に種々の変異株の発生により現在も終息することなく感染は拡大しています。新型コロナウイルスにより仕事の仕方や、社会の仕組み、生活方法から家族の在り方までの変革が求められ世の中は短期間で変貌しつつあります。

世界では自国都合主義が台頭し、特に中国、ロシア、北朝鮮等は軍事力をちらつかせながら自国を有利に導く動きがあり心配しています。

個人的には昨年に古希を迎え大きな節目を通過しました。人生50年の時代に比べると20年も長生きしたことになります。男性平均寿命は81.6歳なので、あと10年は何事にも前向きに取り組みながら悔いの無い生き方をしたいと気持ちを新たにし、元旦を迎えました。

昨年は、地域内で素晴らしい仲間達に出会うことが出来たお陰で、「小平東圏域オレンジの会」というボランティア団体を立ち上げ、高齢者や認知症の方とその家族が安心して暮らせる地域を目指して、オレンジカフェ(認知症カフェ)の開催やゴミ分別・ゴミ出し等のちょこっとボランティア活動を開始しました。今年は、更に新しい取り組みを行う計画で準備を進めています。

地域には意識の高い方が多数おられますが、具体的な行動に繋がらないのが現状です。このような潜在的な人材パワーをどのようにして活用するかが大きな課題であり、この解決なくして地域の活性化を推し進めることはできません。行政を当てにしても進まないので、地元住民が自ら動く必要があります。そのためには、地域での出会いを大切にし、地道に人的関係を作り上げながら、目標に向かって進むしかないと思う日々が続いています。

近い将来に、地域住民が笑顔で生き生きと暮らせることを夢見て今年も仲間達と共に地道にボランティア活動を継続します。

年頭にあたり皆様のご健康と益々のご繁栄をお祈りするとともに、本年もご指導の程どうぞよろしくお願い申し上げます。 合掌 


「介護保険制度創設から20年を経て考える「健康長寿社会に求められる介護システム」の在り方」」のシンポジウムに参加して

2021-12-21 13:17:30 | Weblog

 昨晩、日本医療政策機構(HGPI)が開催した「介護保険制度創設から20年を経て考える「健康長寿社会に求められる介護システム」の在り方」」のシンポジウムに参加しました。

 内容ですが、今後の介護システムの在り方に関しての現状把握とそれに伴う問題提起でした。最終的に政府に対して提言を行うのが目的であるためか、全体としては制度を支える仕組みの論議が中心でした。本人の主体性や意思決定能力に関わらずその人の尊厳をどのようにして守るか、世代を超えて支え合う機運が醸成される社会づくり、必要な人にサービスが行き届くように社会的リソースの効率的・効果的な活用が挙げられていました。

 特に2040年を見据えた社会のイメージは現在と大きく異なり、①多様化する家族と住まい、②個人を単位とした仕組みへの再編、③平均的な地域自治のイメージも意味がなくなる、④ケアモデルの変革(認知症モデル、独居モデル)が求められる、⑤市民自治型福祉VS公権力主導型福祉、が出てくると提起されていました。

 個人的には、今回のシンポジウムは政策提言に重みが置かれていましたが、介護現場からの意見反映が少ないことと、医療や介護の専門家だけでの政策作りは問題が多い思われます。介護に関わる人材が不足することは現時点で見えており、ITやAIの活用による解決も一つの手段ですが、これだけでは地域包括ケアシステムは機能しません。すべてを専門職で対応するのではなく、もっと身近にいる地域住民を活用することを考えるべきだと思います。

 昨晩は10名の専門家による話でしたが、インフォーマルな介護体制に触れた専門家はお一人だけでした。介護に携わる人材が不足するからこそ、軽微な支援を専門家に任せるのでななく、地域住民が自ら立ち上がり対応する市民自治型福祉をもっと推進すべきと考えるのは私だけではないと思います。この視点を是非とも政策提言の中に入れてほしいと思っています。

 地域住民でも出来る事はあるとの意識を持ってボランティア活動を行うべきだと思います。認知症対応において身近で出来る事は地域の中に「チームオレンジ」を立ち上げ、実践活動を通じて課題を見出して改善を図ることを続けると、自ずと必要な政策のヒントを見出せると思います。

 何事も、実際の現場を見ることが基本でありこの行為無くして政策提言はあり得ないとシンポジウムに参加して感じました。合掌