ゆうちゃんの独り言

モーツァルトが大好きで毎日欠かさず聴いています。人生の生き方は仏教で毎日般若心経を唱え、時間を見つけて寺巡です。 合掌

■ 慈悲と智慧が仏教の原点♪♪

2009-05-06 16:32:07 | Weblog

 五木寛之を通じて仏教の世界に足を踏み入れた私ですが、まさか自分が宗教に興味を持つ
とは思ってもみないことでした。それだけ自分としての人生の生き方が定めっていなかった
というか、曖昧な状況の中でただ単に生きていたのだと思っています。

 しかし、整理はされていませんでしたが、自分なりの生き方の基本は持っていたつもりで
す。さらに昔は、宗教に興味を持つ者は自我の確立が出来ていない弱い者であると、勝手に
決め付けて生きていました。中途半端に理解するこということは本当に恐ろしいことです。

 仏教の誕生の背景を釈迦の人生を通して学ぶと、その本質の偉大さに驚きを感じます。正
にその広さと深さの規模は宇宙と同じだと思います。今から2500年ほど前に釈迦が6年
間の苦行を通じて最終的に悟りを開き、その本質を弟子たちに分かりやすく教え、さらに当
時の迷える衆生を優しく救った釈迦の行動の根本にある仏教の教えは、今の時代にも何の遜
色もなく心に響くものがあります。

 仏教の教えの基本は慈悲と智慧に尽きると思います。慈悲は、常に相手の立場やそのとき
の状況を判断し、優しさをもって接し想いやる心を大切にすることです。もっと極端な言い
方をするとい自分を捨てて他人のために生きるとでも言うことだと思います。正に利他のた
めに生きることだと想います。

 この考えを今の時代の中で実践することは非常に難しいことです。今の世の中は個人の自
由を尊重することに重点を置きすぎている感じを受けます。教育がこの考え方で進んできた
ので、ゆとり教育を受けた若者に関しては、特に自我の成長の面で問題の多い実態が浮き彫
りになる事件や出来事が毎日のように生じています。

 個性は尊重しなければなりませんが、その基本となる自我を確立させるべきことがなされ
ていないことがもっとも大きな由々しき点です。あまりにも心の問題に注意を払わずに目に
見える物質中心の考え方が前面に押し出された結果が今の世の中で、物は溢れ便利で充実し
幸せそうに見えますが、個人の心はその形を成していないほどずたずたになっているのが正
直なところではないかと思います。

 誰もが釈迦のように優しい思いやりのある心を持って生まれてきているのに、心を重視す
る育て方を教育の場でも家庭という根本的な育成の場でも行われてこなかったのが、大きな
問題だと思っています。

 人間の生きるよりどころを自分で見つけられるような手助けをすべきだと思います。慈悲
を通じて得られる諸々の知恵を集積し、さらに人生の生き方に昇華することを通じて得られ
るものが智慧だと思います。

 262文字で構成されているお経である般若心経は、この智慧について説いたお経とされ
ています。素晴らしい内容が詰まった正に智慧の集大成が般若心経だと思っています。毎日
1回は般若心経を読むと心が晴れやかになること間違いありません。是非とも般若心経を手
にし音読してみて下さい。  合掌

■ メルマガ発行9年目を迎えて!!

2009-05-06 16:29:41 | Weblog

 2001年5月5日にメルマガの第1号を発行して、とうとう9年目に突入しました。思
い起こすとはじめの頃はただ単に好きなことを面白く書きながら過ごしていたのですが、回
を重ねるうちにだんだんと真面目なことを書きたくなり今日に至っています。

 最近は自分の生き方を整理するために時間を要することが多くなり、以前のように毎週発
行する時間がなくなりました。書きたいテーマはどんどん増えて行くのですがそれにともな
って知らないことがさらに増え、学ぶための時間が必要になるという無限サイクルに入って
しまい、なかなか抜け出せない状況に陥っています。

 さらに歳をとった事も影響しており、気力が落ちてきていることは確かです。昔であれば
ちょっとやそっとでは諦めなかった事が、最近では簡単に諦めてしまうことが多いこの頃で
す。

 気力が落ちるということは、それだけ人生の終わりに確実に近づいていることを物語って
います。これからは今まで以上に素直に生きることを信条として過ごして行こうと思ってい
ます。

 好きなモーツァルトと仏教を2つの柱として、残りの人生を歩むためには、これから先の
残された人生設計をしっかりとしたものにしておかないと、無駄な時間を過ごすことに成り
かねません。

 愚妻は年金がもらえるようになる65歳まではなんとしても働けと言っています。確かに
生きていくためにはある程度の収入を確保しておく必要があります。そのためにも年金が支
給される前までは働く必要があります。

 60歳を超えたら今までの経験を生かして、どこかの大学で講師でもしながら暮らせれば
いいなぁと勝手に思っていますが、そろそろ60歳に近づくので、自分なりの計画を実現す
るための行動にでなければならないと思っています。

 この1年がその勝負の年となるのではないかと思います。その際に何の分野を中心として
教えるのかとなりますが、いままで経験してきたなかでもっとも興味のあるシステム運用の
体系化に関して独自の世界を構築してみたいと考えています。

 そのためには、今から準備を行い関連する論文でも発表しながら少しづつ知名度を上げ、
第二の人生の就職口を捜すことにしなければなりません。老体に鞭打って新たな世界に乗り
出す準備を進めながら、その状況や心境をこのメルマガに書き記しながら自分の最後の夢を
追い求めてみたいと思っています。

 何かをしたいと思っている心があれば、歳に関係なく何事も出来ると思っていますので謙
虚な心で対応したいと想います。

 メルマガ発行から9年目を向かえ、新たな決意でこれから先も取り組んで行きますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

http://members3.jcom.home.ne.jp/don_giovanni/