ゆうちゃんの独り言

モーツァルトが大好きで毎日欠かさず聴いています。人生の生き方は仏教で毎日般若心経を唱え、時間を見つけて寺巡です。 合掌

■ 観音霊場めぐり!!

2011-01-10 09:30:54 | Weblog

 仏教に出会ってからは、寺を訪ねるごとに朱印帳に朱印をいただき大切にしています。時
々それらを眺めながら過去に訪れた寺や仏像さらにその時の僧侶等の話を思い出しています。

 先日確認したら160の寺の御朱印をいただいていました。これら160の寺を周るのに
かれこれ7年近くかかっています。年平均20寺ほどを周ったことになります。寺を真面目
に巡りだしたのは7年ほど前に2年間三重県津市に勤務していたときからです。

 その時は単身赴任でしたので土日に時間を見つけては車で奈良の寺を訪ねていました。特
に奈良の寺を訪れるときは、交通の便があまり良くないので車で行ったほうが何かと便利で
す。今思うと、もっと積極的に奈良に寺を巡っておけば良かったと反省しています。

 東京に戻ってきてからは、そう簡単に奈良や京都に行く事ができません。たまたま出張が
あった場合に、延泊して予め決めた寺を巡るのが精一杯です。このような状況ですから、現
在はもっぱら関東の寺を中心に巡っています。

 特に最近は観音霊場めぐりを続けており、昨年の春に秩父34所観音霊場巡りを終え、現
在は武蔵野33所観音霊場巡りを続けています。武蔵野観音霊場を巡り終えたのちは、江戸
33観音霊場と狭山33観音霊場を巡り1年間に100寺を巡ることにチャレンジしてみよ
うかなどと、少し馬鹿げたことを考えています。

 いままで観音巡礼していて良かったことは、次の寺まで色々なことを考えながら歩けるこ
とだと思っています。考えることがない場合は、モーツァルトを聴きながら、のんびりと周
りの風景を楽しみながら歩いています。

 可能な限り札番に従って歩いていますが、どうしても効率の悪い場合は順番を変更して周
っています。本来の目的から逸脱していると思いますがこの歳になると、歩いて巡ることで
も大変なので、ついつい手を抜いてしまいます。

 このように歩くことに拘っているのは、昔の巡礼者と少しでも環境を同じにして観音様を
拝みたいという単純な理由からです。観音巡礼は切実な願いがあるから昔の人々は観音様に
すがる気持ちで巡ったはずです。

 現代人と昔の人の願いの内容は、かなり異なったものだと想像されますが、それでも願う
・祈る気持ちは本質的に同じだと思います。ですから可能な限り昔の巡礼者と同じように徒
歩で寺を巡ることをこれからも続けたいと思います。歩いて巡った甲斐があって、秩父巡礼
ではお願いごとが叶いました。決して楽な巡礼ではありませんでしたが、観音巡礼をして良
かったと素直に思っています。

 最終的な目標は、日本百観音である秩父34観音霊場、西国33観音霊場、坂東33観音
霊場を巡り終えたのちに、時間をかけて四国88観音霊場を巡り結願したいと思っています。
四国88観音霊場は時間的なことを考えても年金が受け取れる65歳以降になると思ってい
ます。

 今年は、武蔵野33所観音霊場、江戸33観音霊場と狭山33観音霊場を巡る旅に挑戦し
12月に人生の節目である還暦を迎えたいと密かに考えているこの頃です。