親父が亡くなりもう少しで49日となる・・・・
1階で愛犬と2人っきりの母親のすごし方と言えば・・・独り言が多くなった。
最初は泣いていたが・・・最近はどうやら親父に文句を言っているときもある・・・。
愛犬と話しているうちはいいのだが・・・・亡くなった親父に話している言動は・・・この仕事をしているから理解できるが・・・おもむろに・・動き出し親父の部屋をうろうろ・・・。
突然立ち上がり・・トマトを切り出しベットへ・・・・。
部屋の窓に親父の写真をあちらこちらに移動・・・。
ソファーに横になりながら・・・色々な声が1階から響いてくる・・・。
夜中に・・・内玄関のベンチに座り黙っている・・・。
その他色々とあるが・・・「徘徊??」「不可解な行動??」などと判断してしまわれがちな言動ですが・・・すべて理由がありt当然の言動でもある。すべて母親は理由を教えてくれたから。
だからこう思ったんです・・・。
よく「認知症」という病名が付いている方々で、さまざまな言動があり介護職員さんを悩ませるような「発言」や「行動」が見られたとき・・・いま振り返ると・・・いままでお逢いしてきた方々の言動も・・・同じ境遇から生まれたごく自然な行動だったのかもと・・。
ふいに・・・自分が食べていたごはんのおかずを部屋や別の場所へと落ち歩き始めたのは・・・もしかしたら・・亡くなったご主人や奥様の仏壇に供えようとしているのかも・・・もしかしたら・・・亡くなっているのを知っていても・・供えて気持ち的に食べてもらいたいだけの行動なのかも・・・。
「それもってどこにいくの??」と聞かれても・・・・・ただ・・供えたい・・・そんな気持ちだけなのかもしれませんね・・。
母親は1個だげ餃子を焼いてます・・・理由は・・・・・親父が好きだから供えたく・・・20個入りの餃子のうち1個だけ焼いています。
もし・・・母親が認知症という病気になり・・・餃子を無性に欲しがり・・あぶなかっかしくも・・・・ぎょうざを焼き始めたら・・・見守ってやろうと・・・。
最近・・・以前より忘れっぽくなっている母親ではあるが・・・・以前と何も変わらない見慣れた行動だ・・。
親父はきっと頑固で綺麗好き几帳面だから・・・どこかからか心配で母親をずっと見守ってくれていると・・信じている