クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ全集『月光』

2014-07-09 07:30:04 | 脊髄損傷


クラウディオ・アラウ ベートーヴェンピアノソナタ月光

・第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
・第15番ニ長調 Op.28『田園』
・第18番変ホ長調 Op.31-3
・第22番ヘ長調 Op.54

月光は名曲です

1楽章の良くあるテンポでゆったり弾いてくれます
巨匠と呼ばれる人の力の抜けた演奏は素晴らしい

2楽章も
同じ位置から始まるようですが
フレーズの分だけ顔一個分浮き沈みが有る様ですが
1楽章とほぼ同じと言っても

3楽章
スフォルツァンドを激しく演奏するのはホロヴィッツだったとおもうが
アラウは力任せな演奏は一切なく
ずっとコントロールされたボリュームで表現されています

わたしなんて勘違いして
力んだスフォルツァンドを弾いてしまいそうです
実際はどっちなんだろう?
今度月光の聴き比べしてみようと思います。
この曲は文教会館で弾いた記憶があると言うことは
何処かにテープが残っているかも

第15番
田園は高校の3年に弾いて
音大の夏期講習で持って行った曲かも
その時シューマンの幻想小曲集も一緒に持って行ったかも

全楽章弾きがいのあるいい曲
と言っても伝わらないと思いますが
個人的に弾いていて楽しい曲かもしれない

特に2楽章なんか
わたしのためにある様な曲
単純なフレーズと伴奏ですが1音たりとも無駄な音はない
無駄な肉を削ぎ落とされたビーナス像を眺める様な気分で
演奏できるし
フレーズの方向性なんかも大変わかりやすく
好きな曲

3楽章
流石に月光の後の曲


第18番

この曲は家にいるアイミツみたいな曲です
元気に走り回るところもあるし
落ち着いて周りを見回すあたりなんて本当に
ベートーヴェン版子猫の遊戯?

これからも好きな曲として聴いて行こうと思います

Kakishima
コメント
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