クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ全集後期
・第30番ホ長調 Op.109
・第31番変イ長調 Op.110
・第32番ハ短調 Op.111
さて!
とにかくゲインと出力を見直しただけで
ケーブル類は一切変えていないし
ミキサーはALLEN&HEATHの廉価版のまま
ケーブル類はデッキからミキサーはバイタルですし
ミキサーからGENELECもバイタルとおもいきや?
カナレのケーブルが繋がっているらしい
?
わたしのバイタルケーブルはどこへ?
とりあえず課題は残ったが
クラウディオ・アラウのベートーヴェンの音圧のあること!
雄弁に語っているので
壮大に弾いてるのが伝わって来るし
聴いていて枯れた演奏には聞こえて来ません
以前の設定で聴いた時は残念ながら
音自体が枯れて聞こえたので演奏どころではありませんが
ミキサーを設定し直した現在では
90のおばあちゃんが四十代の女性になったかのように
音楽がピチピチと大変素晴らしくなっています。
現在31番鳴っていますが
聴き流しても全く不満が出ません
七尾美術館に入場するよりルーブル美術館(いったことありませんが)
に入場している時の気分ぐらい雰囲気が変わるようです
素晴らしい演奏が聞けます
まるで宮殿でアラウが目の前で弾いてるような気分にさせられます。
三楽章
いゃ~かっこいいですね
久しぶりに後期ソナタがカッコ良く聞こえて来ます
32番
この曲もかっこいいですね
大好きです
特に1楽章は初見でも結構それらしく弾けたりしたのを思い出します
ベートーヴェンの曲をたくさん弾くと
やはりどんどん弾きやすくなって行ったのは
記憶に残っていますね
アラウの演奏は微妙によれているのかと思われる部分もありますが
これはこれで十分味として見るのか
丁寧に弾いていますよと見て問題無いと思われます
音と音の隙間が見えるというか
音の揺れも感じられるし
まだ十分では無いが
事故以前の音響に随分戻ったような気がします
ここまで来たらJBL4306では比べ物にならないようです
JBLももっと鳴らせばなるようになるかもしれませんが
設定のおかげで
クラウディオ・アラウのベートーヴェンのソナタ全集の評価が変にならなくてよかったです
味のある落ち着いて聞けるクラウディオ・アラウのベートーヴェンは抜群ですね。
Kakishima