初遭遇のライオン
可愛いけどコワイ
バオバブの森
2005年3月12日。アルーシャで昼食後、西南120kmのバオバブの木が売りの「タランギレ国立公園」へ。先ずゲートで展望台に上がり一望したが??? アレレッ これが「バウバオの木」と言うのが第一印象でした。今までTVや写真で見ていたのは落葉後のまるで枝が木の根のように空中に広がり、幹がブットイものだったから。でここのは葉が生い茂り結果幹も普通の木の様だったから。
16時を過ぎ曇っていたので野生動物は余りよく見えないし、ここにはいわゆる猛獣が殆どいないとかで動物も何処と無くのんびりしているし、アンボセリに比べて数も少ない。やはり「バオバブ」だけでは人気が無いのか訪問者も少なそう。それでもブチハイエナ、ベルベットモンキー、トンプソンガゼル、ヌー、イボイノシシ、キリン、背黒ジャッカル、バッファロー、カバ、白サギ、ソウ、ハゲワシ、かんむり鶴、ホロホロチョウ、マングース等が草原に、水辺に、木の間にと顔を出しくれた。
今夜の宿は「タランギレ・ソパ・ロッジ」(1000m)、係員が民族衣装でお絞りとジュースのお出迎え。ワークシェアリングなのか、一人が一個ずつ荷物を持ち各部屋へ運ぶ。チップUS1$.部屋はだだっ広く使い勝手は悪いが全部が2Fまでの高さで、シャワーの湯は17-24時まで。電話もTVもないのでシャワーから夕食までは鳥の声以外静寂に包まれ、暮れなづんでいく窓外の景色をぼんやりと見るくらいしかすることが無い。
3月13日、薄曇の天気。電話が無いのでモーニングコールはノックと擬似鳥の声。ボーイ達がドアの外で荷物待ち。チップをあげなかったら不満そうだが朝夜に出す事も無いだろうと無視。タランギレ公園内をドライブしつつ水浴中の象の家族に出くわす。
マクニュの朝市を横目に見つつ北西方向セレンゲッティ国立公園へ移動。途中バナナが豊富なムト・ンブを通過、グレート・リフト・バレー(大地溝帯)の頂上(1800m)へ登り、JAICAが協力して作ったと言う出来たてほやほやの完全舗装道路を突っ走る。この道は車だけでなく、ロバ、遊牧民、通行人も利用している。
真新しい自転車に乗る人も散見できる。又乗り合いバスやタクシーも時々通る。遊牧民マサイ族も一部は定住し農耕を始めているとか。昼食はコーヒープランテーションの中にある緑あふれるレストラン「ギブス・ファーム」で取る。更に標高を上げウンゴロウンゴロ自然保護区のクレーターが一望できる展望所へ。
この火口跡は世界第6位だそうだが、一位の阿蘇に比べ内輪山が無い分広く感じる。そこからマサイのなど見ながらセレンゲッティ国立公園へ進む。途中一時激しい雨。ここでライオンやヌーの大群に初遭遇。感激した。宿は「セレンゲティ(マサイ語で果てしない草原の意)・ソパ・ロッジ」。電話、TVは無いしお湯は5時間だけだが、広くて快適、料理もよくってグー。つづく
タランギレ・ハゲタカ
民族衣装のロッジ従業員
フリマ?
マサイ族の村