一つの政策に賛否両論あろうとも、将来のために「先へ進む」という明確な政策が議論されない限り、また何かが変わるであろうと国民が期待する政策が打ち出されない限り、政治家の発言は政局的な権力発言に終始してしまいます。
「消費税」議論は、将来避けて通れないものでありながら、政局に影響するということだけで、棚上げされていることは明らかです。財政問題から、お金の流れが止まっていることは明らかであり、結果として消費税を上げざるを得ないことは、多くの人が認識しているのではないかと思います。
事業仕分けなどの無駄を省く政策は、財源不足だからという理由ではなく、当然あるべき姿にという政策的なものであり、増税議論と結び付けてはいけないのです。「無駄を省いたうえで増税を」という言葉は、実態を認識しない詭弁でしかありません。
「国民の期待にこたえる」と叫ぶ政治家に、私たちは何を期待するのでしょうか。
以上
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