先ほどテレビで議員年金を取り上げていましたので、少し議員年金についての考えを書いてみます。
根本的な問題は、国民年金と同様に、制度を維持するための年金賦課(拠出)者、つまりこの場合は現職議員の減少によって、財政が破たんするというものです。制度は国民年金と同様に、保険のような積立方式ではなく、賦課方式であるため、制度そのものの問題であり、議員の特権という問題ではないと思われます。
実際に、このような賦課方式では、現職議員個人でとらえますと、おそらく年金で受給するであろうと思われる受給額よりも、拠出する負荷額のほうが多くなるケースがすでに出てきているのではないかと思われます。また、国民年金と二重になっているという批判は、国民年金は国民年金として拠出しているのであって、基礎年金としての存在は別の考え方が必要です。
議員の身分とはどこにあるのか、年金だけにとらわれない議論が必要でしょう。
以上
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