杞憂と言われればそれまでかもしれませんが、民主党の外交政策に不安を覚えるのは私だけでしょうか。
普天間基地の問題に始まり、中国、ロシア、韓国、また北朝鮮などの近隣諸国への対応を見ていると、一つの国というものをどうとらえているのか疑問に思うことが多く、日本の先行きに不安を覚えてなりません。国益を守るべき国のリーダーが、個人的な判断のような政治主導をすることに危機を感じます。
ある意味では、政権を取ったことの重みや責任を理解していないのではないかと思うこともしばしばです。つまり野党時代に批判してきたことのような発言方法は、政府発言としては適切ではないのです。国のリーダーは、もはや政党のリーダーではないのです。すべての日本国民のリーダーなのです。数の力で勝ち取った政権であっても、それは民主主義制度の手法であって、政権が独裁的な力を持つという理解であってはならないのです。外交においては、一つの政策ミスが後世に禍根を残すことも十分考えられます。
そんなことは百も承知だ、と言われそうですが、何かしら目に見えない危機への不安を感じています。
以上
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