日本美術展覧会(日展)に足を運んだ。
キッカケは、知人の書道の先生の作品が出品されているので、観に行ってみないかと誘われたのだった。
もとより芸術には疎い自分なので二の足を踏み、”柄にもなく”と感じながらも行ってみた。
会場となっている「国立新美術館」は、地下鉄の乃木坂駅に直結しており便利なところである。
壁面にガラスを使ったデザインの建物。
明るい日の光が、柔らかに取り込まれる構造になっている。
「書」の会場で、目当ての作品をまずじっくり鑑賞。
畳半分ほどの大きさに、漢詩の書かれた作品であった。
続いて、日本画、洋画、彫刻、工芸美術の各科の作品を見て回った。
鑑賞眼を備えているわけではないが、素人は素人なりに「この作品はいいな!」と思う作品があるものである。
今でも、印象に残った、いくつかの画や書が目に浮かぶ。
とても広い会場で、朝から立ちっぱなし。
ホールのカフェでコーヒーを買い、外のテラスに出て一休みする。
慣れない美術の鑑賞でちょっぴり疲れたが、初冬の柔らかな日差しに癒されるようだ。