幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

新緑に囲まれた「小田原城」

2022-04-19 | お城

小田原城址は東京からだとその気になればさっと行ける距離である。

にもかかわらず、今回が初めてである。

 

新緑が日に日に濃さを増しており、白壁がよく映える小田原城址公園を散策した。

観光案内所で散策コースの説明を受け、駅(JR,小田急)から歩いて城跡に向かう。

 

お堀端通りを行くと、隅櫓の近くから天守が見えてくる。

 

土橋を渡り、馬出門から登城。

 

直角に曲がった枡形を進み、堀に架けられた住吉橋を渡る。

中に入ると枡形となり、左に直角に曲ると銅門(あかがねもん)が構えている。

銅門から入ったところが二の丸広場で、木々の緑の中にいくつかの建物が点在している。

 

銅門

 

さらに緩やかな坂道を進み橋を渡り、常盤木門から本丸広場に出る。

 

本丸広場に出ると、目の前に三層の堂々とした天守が目に入ってくる。

 

天守の最上階まで登ると、四方を遮るもののない眺望が待っている。

相模湾方面を望むと、真鶴半島が目の前だ。

しばし、すばらしい景色を楽しむ。

 

地図を見ると、小田原城全体(総構)はとても広い。

今でも、堀切や土塁などの遺構は何か所も残っているそうなので、興味深い。

いつか見て歩きたいとは思っているが、今回は、本丸を中心とする城址公園の中だけにとどまった。

園内の歴史のある古木も芽吹きを終え、活力を増している。

気持ちの良い一日であった。

 



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