幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

武蔵野うどん「手打ちうどん 福助」

2024-10-21 | グルメ

キッカケは生命保険の担当者が送ってくれた、グルメ情報誌に載っていたのを見たことであった。

毎号、食べ歩きのプロ(?)が、東西それぞれのおいしい店を紹介している。

今回はうどんがテーマで、「東」からは「手打ちうどん 福助」さんが紹介されていたので行ってきた(西武多摩湖線 青梅街道)。

 

今までに歩いた「武蔵野うどん」のお店には、目抜き通りに大きな看板を掲げているようなところは無かった。

このお店も例外ではなく、横道に折れたところの住宅街にあった。

玄関ドアに「手打ちうどん 福助」と書かれた看板が架かっているだけで、それが無ければうどん屋さんだとは気づかず通り過ぎてしまうであろう。

玄関前には私を含め10人ほどの列ができていたが、駐車場は無いので、皆さん、歩きか自転車である。

 

メニューはだいたい想像していた内容であった。

お決まりの「ざる」に「肉汁」の組み合わせにして、かき揚げを付けてもらった。

うどんの色は、お店により多少の違いはあるが、武蔵野うどんでよくみられる茶色がかった色をしている。

粉にするときに麦の薄皮も一緒に挽きこんでいるからであろう。

このうどんのコシの強さは半端ではなく、これは、ちょっと想像を超えていた。

しっかりと何回も噛む回数を重ねるごとに、さらに小麦の風味が口の中に広がる。

つけ汁(肉汁)は薄味だという印象をうけ、意外なほど豚の甘みを感じた。

私の好みとしては、このうどんには、もう少し辛めの汁でも良いように感じた。

 

玉ねぎ、にんじん、ねぎなどの野菜のかき揚げは、ボリュームたっぷりである。

熱々のを崩しながら食べるとうどんによく合う。

 

うどんは蕎麦と違い、茹で上がるまでに時間がかかるので、注文してから出来上がるまで待つことになる。

この「待つ時間」はイヤではないが、事前に茹でておいたようなうどんは御免だ。

注文を受けてから丁寧に作っているのが感じられ、また行きたくなるお店であった。



最新の画像もっと見る