いつもは、こんなしょぼくれた姿の「イワヒバ」。
雨の後は、力強く元気を取り戻す。
手入れの仕方も分らずに放ったままの「イワヒバ」である。
好天が続き枯れてしまったようにしおれていたが、雨の後、青々と息を吹き返している。
園芸店で購入したものではない。
信州の田舎住まいをしていた時、居酒屋のご主人から頂いた「自然のもの」である。
狩猟が趣味のご主人が、山に入って採ってきたうちの一株をいただいた。
崖にロープを垂らし、それを伝わって降りないと採れないような岩に生えていたのだと聞いた。
その葉が精気みなぎる緑に変わったのを見ると、その「活力」をもらったような気がする。