銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (創元SF文庫) | |
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東京創元社 |
薔薇の騎士 ローゼンリッターのはなしを核に本伝のまえの逸話です。
ラインハルトがさんざん金髪の儒子(こぞう)と呼ばれている時代です。
ヤン・ウェンリーはあいかわらず上司に意見を聞き入られず腐ってます。
一貫して戦争に対して作者は反戦を訴えているとおもいました。
一度の戦いで数10万単位の死者がでる戦争ですが、企画するのは常に前線に決して立つことのない参謀たち。勝っても負けても実りのない戦い。
とてもおもしろかったです。
本伝のつづきの帝国軍と自由惑星同盟の戦いをいまからでも書いてくれないかと思うわたしでした。