歩こう、歩こう、元気に歩こう!

サルサに社交ダンス、今は昔…思い出してもたのしかったなぁ。今は、毎日歩いています。 森林浴、癒されます。

大満足!!

2008-12-09 23:44:17 | 雑感
12月9日(火)

国立演芸場で『玉川スミ芸能生活85周年記念公演』、1日から10日までとの事
明日が千秋楽…本日行ってまいりました。
コジママと二人で…電話予約した時「65歳以上ですと、シルバー割引がありますが…」と言われ(もう一度云うけど、電話でだからね!!)「惜しい!もう少しです…」と
応えておきましたが、ラッキーな事に、最前列の中央よりがゲットできました。

1時開演ですが…コントD51さんに、「楽屋に来て!」と、云われていたので、少し早めに着いて、差し入れもってご挨拶して来ました。

柳昇の最後の弟子、今は桃太郎さんのお弟子の笑海さんのネタは、『本膳』(正式名は分からないけど…知恵者の先生の真似をする噺)その後にスミさんに教わッたと言う、寄席踊り『ずぼらん』(好色の坊さんの踊り)これが、まさにご本人の風体に良くあって、良かった

次はお目当てのコントD51「待ってました!!!」

「先ほどはバームクーヘンをどうも」等と、舞台の上からお礼を言われてしまった

その後も、何かと言うと振ってくるので、気が抜けない
一度は「骨そしょう症」をいえるかという流れで、ステッキでさされて「姐さん
云ってみんしゃい!」ときたので、思いっきり「こっちょちょうちょう」と、
呆けたら…「ほら、若い人でも言えない」と、切り替えされたおもろい!癖になりそう

隣のコジちゃんが、打ち合わせしていたみたいだと、言ってくれた

これがCDやDVDでは、味わえない生の楽しさだよね

続けて、コジのご贔屓「古今亭寿輔」サンの登場
珍しく高座にお茶の用意があると思ったら、お風邪で喉の調子が今一みたい。
普段も気の抜けたような、脱力の高座が持ち味の寿輔さん、いつも以上に
客をいじって笑いをとっていた。

この後、チャイナドレスを着たスミさんが、松旭斎小天華さんをアシスタントに
マジックを…ちょっと客サービスした後、スミさんはお色直しに
その間舞台では、小天華さんがプロのマジックを

続いて、三味線抱えた松乃家扇鶴さんの都都逸、いつもの寄席より、持ち時間が
有ったのか、『深川』『ストトン節』『東雲節』締めは二上がりで『唐傘』すっかり、お座敷の気分いい喉だなぁ~。

ここへ、芸者姿のスミさん満を持しての再登場
新派の大御所『花柳章太郎』さんより送られたお衣裳とか…サイン入りだった。
三味線を弾きながら、都都逸を歌いながら、毒舌も健在

ここに突然、着流し姿のお兄ちゃんが乱入
いきなり珍版『湯島の白梅』が!!西川よしろう君、いまスミさんが目をかけている
若手の役者さんとか。

ここでお仲入り…

幕が開くとそこは緋毛氈が引かれた口上の席が!!!
寿輔さんが司会だ。
休憩中コートに珈琲をこぼしてしまって、その為少し、始まってから急いで
席に戻ってきたコジちゃんは、客いじりの得意な寿輔さんの絶好な獲物になって
しまい「奥さん、そんなにあわてて走らなくても…」から始まり、何かというと
一番前の、遅れてきた奥さんと、かまわれていたよ
三笑亭笑三、春風亭小柳枝、芸協の偉いさんがずらり場違いな感じの笑海君

「ご祝儀は…特に遅れてきた一番前の奥さん、貴女は!」などとやられていたよ。
きっと、嬉しかったと思う

その後スミ&寿輔の対談の時も、寿輔さんは体ごとうちらの方を向いてしまい
スミさんに「対談相手はあたしなんだから」と、云われて「タイプなもんだから」と、
コジに云っていたよ「後で、電話番号を…」とまで。

その後、笑三さんの「息子のプロポーズ」(きれいなおじいさんだ
小柳枝さんの「干物箱」、さすがベテランの味、唸っちゃう、上手い

おおとりがスミさんの『松づくし』心臓も肝臓もお悪いとか…よしろう&笑海両人の後見を受けつつも、ますの上に乗って、幾つもの扇を頭に載せたり、口にくわえたり…往年時は20キロもの扇を持ったらしいが、そこまではいかないまでも
88歳米寿ですごいと思った

今日こそ、お袋様を連れて行けばよかったよ、スミさんの苦労話に、リアルタイムで共感できたと思う。

スミさん、次回は83歳のお袋連れて行きますので、これからも頑張って、毎年やって下さい(長文失礼)

コメント (2)
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