やっと着席です。
前座…志の太郎『子褒め』
ピンクのお着物で、志の輔さん登場!!
聞いた事のない、新作落語…多分、偽装問題があった頃に作った落語かと、
温泉旅館に来た3人組…挨拶にでた女将が、「あらかじめ申し上げておきますが…」と、何でも
聞きたくもない情報を、あらかじめと、知らせてくれる…何と言う噺?
幕も上がったまま、中入りではないみたいだけど…5分ほどで、今度は薄いブルーのお着物に、袴姿で…
このなりでは、古典だよね!!
人それぞれに、笑いのつぼは違うもので…と、小噺を5つほど出して、どれが面白いと感じるかは、それぞれで
スケートの芸術点のようなもので、それどれが違うからこそ、私ら噺家、東西700名程が生息できる訳でと…こんなマクラで
『皮の財布が足にひっかって…』アッ、【三方一両損】だ
下げが、面白いんだ…志の輔さんの【三方一両損】わ。あの大岡様の登場のシーンも,甲斐ちゃんママも好きみたい
仲入り…10分。この時点で8時40分。 終了の予定時間は9時なんだけど、3席目は20分だけ???
最後は黄色の、着流しに羽織姿です
マクラなしで、俳句をひねっているお父さん…『あなた、大変です!』と、…アッ、これは
『江戸の夢』だな
去年だったか、一昨年だったか、立て続けにこの演目だったことがあったのですが
久しぶりだったし…やっぱり、聞かせるわ
お茶屋の主人の心の内を思うと、しみじみと涙が出てきたわ。 円生さんの他に、志の輔さんしか、聞いたことがない。
終わったら、9時半、たっぷり、50分も語ってくれて…帰るお客さんも、口々に『すばらしかったね!!』と、いいながら
階段を降りていたら…
それまでのすばらしいひと時を台無しにするような、職員の心ない一言が!!
「閉館時間が過ぎています、急いで降りて下さい!!」だって
つや消しだよね…区の職員さんなのかね!!!