中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
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コノシロの酢じめ最高

2025年01月09日 | ブログ
2025/1/9極寒期を向かえた
この寒さが豊漁の恵みを与えてくれる
広島湾の最低水温2月が11°
この水温帯になると、爆発的にコペポーダー(テナシミジンコとか甲殻類)と呼ばれるプランクトンが大発生するのよ
すると小イワシがコペを腹一杯餌を食べて、それをコノシロや鯖鰺が食べるのだ
このとき、ハクと言われるコノシロの稚魚がわんさか沸くのよ
このハクが水面をurouroしたらメバルシーズン突入
まだ1ヶ月ほど先だけどね。それまでは青物狙いでurouro
今年の正月休みは毎回80cmOVERが来るけれど、神鰤と呼ばれる10kgsizeは釣れなかったと言うか
バラした鰤は軽く5kg越はしていたはず
なぜなら、取り込んだ鰤は全て80cmOVER
しかし、ほとんどラインを引き出すことも無いのよ
1匹にがした鰤は間違いなくDEBUの鰤だった
このハラハラドキドキが釣りの醍醐味
市場では5kgsizeでは誰も相手にしてくれない、10kgを釣らないとダメなんよ
ちなみに市場では5kgまでは1kg当り500円ほど
活かし丸ハゲは1kgが7000円にもなる
費用対効果を追求すると、青物では商いにならないのよ
ヒラメと鰆は1kg2000円ほどになるけれど、5kgsizeではダメ
これが10kgsizeなら1kg2000円付く
狙えればEEけれど、夢丸では難しいよ
ホンで極上に美味い魚がコノシロなんだ
俺が釣る魚のBest3にコノシロが入る
市場価値は1kg500円ほどの安い魚だけれど、仕込んだら最高の美味いのよ
ただし1月2月がホンマに美味いのよ
これを酢じめにすれば 1ヶ月ほど保存もできるし、酢じめの漬酢に蛇腹胡瓜を3cmsizeに漬ければ最高に美味い
人は猫またぎと揶揄するが、コノシロの旨さは職人の技術がでる
塩じめも酢じめもぴったりすればこれほど美味い魚は見当たらないよ
しめ鯖も美味いけれどね
お世話になるお店に5kgsizeの鰤とコノシロの活きしめを60匹ほど提供した
コノシロはほとんど扱わないとか?
「これほど美味いのにもったいないね」と言うとニヤニヤしていたけどね
鰤も刺身はお勧めできないが、鰤釜を粗塩で2日ほどパーシャル保存すれば極上に仕上がる
身も柵取りしてパーシャル冷凍すれば抜群なんだけれど、そこまでする人もいない
魚は旬があり、料理方法でも別格になる
一番のご馳走は 空腹とか!俺もその意味はよくわかる
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