今朝Facebookにアメリカの義父の投稿がありました。
両親の家は丘の中腹に建っており、
その辺りの数軒の中では一番高い位置にあります。
(眺めは抜群です)
家の裏側は森になっており、山のような上り坂です。
昨日の午後、その森が火事になり、
義父は飼い犬のMダックス二匹と、義母(この順番だったそう)をつかまえ、
急いで避難したそう。
火が収まるまでに二時間かかったようです。
すぐ近所での火事でしたが、
両親の家にも家財にも何の被害もなく、
みんな無事でした。
本当によかったです。
一歩間違えば大惨事でした。
夫はこの頃、公私共にガッカリする事が続き、
毎日気を奮い立たせてはいるもののパッとしない。。。
そんな日が続いていました。
が、この火事騒ぎが、彼に高い視座を与えたようです。
家族が元気で暮らしている事。
それに勝る幸せはないのに、
いつの間にか色々な満たされない要求で心が疲弊する。。。
忘れやすい私たちなのです。
そんな今日、観た映画。
「かぞくのくに」
1950年代から1984年まで、在日朝鮮人の方々が
北朝鮮へと移住して行った帰国事業。
在日朝鮮人の主人公リエは
東京に両親と住んでいます。
リエの兄は25年前、16歳の若さで理想の国と信じて祖国へ渡ります。
そしてそのまま日本には帰れなくなるのですが、
脳腫瘍を患い、その治療の為特別に許可をもらって、
三ヶ月の期限付きで25年ぶりに
日本に住む家族の元に帰って来ます。
その様子を描いた映画でした。
舞台は1997年の日本です。
無口になって、自分の事をしゃべろうとしない兄が、
力を込めてリエに語った言葉が、
心に響きました。
「お前はいっぱい考えて、考えて、納得して生きろ」
考える事を放棄して、誰かに手を引っ張って連れて行ってもらおう、なんてとんでもない事なのだ。
少なくとも考える自由が与えられている私たちは。
それはお上ばかりでなく、
ある時は属する組織であるかもしれないし、
時には宗教的な常識でさえあるかもしれないけれど。
自分はどこへ行くのか、
何をすべきか、
いや、そもそもどう在るべきか。
今やTVがない我が家なので、めっぽう情報が遅いのですが、
この映画はギリギリセーフで観る事が出来ました。
観終わった後は、かなり消耗しました。。。
でも、無理をしてでも行ってよかったです。
両親の家は丘の中腹に建っており、
その辺りの数軒の中では一番高い位置にあります。
(眺めは抜群です)
家の裏側は森になっており、山のような上り坂です。
昨日の午後、その森が火事になり、
義父は飼い犬のMダックス二匹と、義母(この順番だったそう)をつかまえ、
急いで避難したそう。
火が収まるまでに二時間かかったようです。
すぐ近所での火事でしたが、
両親の家にも家財にも何の被害もなく、
みんな無事でした。
本当によかったです。
一歩間違えば大惨事でした。
夫はこの頃、公私共にガッカリする事が続き、
毎日気を奮い立たせてはいるもののパッとしない。。。
そんな日が続いていました。
が、この火事騒ぎが、彼に高い視座を与えたようです。
家族が元気で暮らしている事。
それに勝る幸せはないのに、
いつの間にか色々な満たされない要求で心が疲弊する。。。
忘れやすい私たちなのです。
そんな今日、観た映画。
「かぞくのくに」
1950年代から1984年まで、在日朝鮮人の方々が
北朝鮮へと移住して行った帰国事業。
在日朝鮮人の主人公リエは
東京に両親と住んでいます。
リエの兄は25年前、16歳の若さで理想の国と信じて祖国へ渡ります。
そしてそのまま日本には帰れなくなるのですが、
脳腫瘍を患い、その治療の為特別に許可をもらって、
三ヶ月の期限付きで25年ぶりに
日本に住む家族の元に帰って来ます。
その様子を描いた映画でした。
舞台は1997年の日本です。
無口になって、自分の事をしゃべろうとしない兄が、
力を込めてリエに語った言葉が、
心に響きました。
「お前はいっぱい考えて、考えて、納得して生きろ」
考える事を放棄して、誰かに手を引っ張って連れて行ってもらおう、なんてとんでもない事なのだ。
少なくとも考える自由が与えられている私たちは。
それはお上ばかりでなく、
ある時は属する組織であるかもしれないし、
時には宗教的な常識でさえあるかもしれないけれど。
自分はどこへ行くのか、
何をすべきか、
いや、そもそもどう在るべきか。
今やTVがない我が家なので、めっぽう情報が遅いのですが、
この映画はギリギリセーフで観る事が出来ました。
観終わった後は、かなり消耗しました。。。
でも、無理をしてでも行ってよかったです。
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