所在地:長野県上伊那郡箕輪町三日町上棚
現状:山林
遺構:郭、土塁、空堀
状態:良い
表示等:なし
駐車場:なし
箕輪町上棚集落の東、不動ケ峰の西側尾根に築かれています。
福与城跡から向かいます。
右折した農道まで戻り、折れずに直進、道は左側に曲がって北へ向かいます。
沢を越え上棚集落の北、御射山社の脇を東へ折れ林道を登って行きます。
途中から地図を頼りに尾根になんとか取り付き登り始めます、が数分で挫けました。笹の藪が深い!!
格闘すること1時間程、少し開けて眼前に郭らしきものが見えました、到着です!
郭は三段、東に向けて高くなり一番高くなった主郭部分は東に土塁を築き、その背後に深い堀で峰を絶ち切っています。
郭の南北は急斜面となっており、主郭には立派な石の祠がありました。
遺構はよく残っていますが、残念なことに笹の藪に覆われてしまっています。
特に土塁と空堀が見辛く惜しまれます。
帰路は、藪と格闘する気力も失せていたので、北側の急斜面を落下しました。
途中に出郭と思われる平場と堀切が。
ひたすらかき分けた笹薮。
やがて目の前に郭が、感動!!。
主郭の祠、その後ろ、藪の中に土塁と空堀が。
落下前に見た空堀。