先日、ビジネス書ですが、読み終えました。
かなり興味深い心理的な話。
感想・・・というか、私の思いは後日書くとして、本を読んでいて思う事があります。
この頃は、スマホで読む電子図書と言うのが多いですよね。
で、移動中では、紙の本を読んでいると、たまに変な目で見られます。
なんでなんでしょうかね。
デジタルで読めばいいのにと思われている?
はたまた、本なんて旧時代なものを。。。と思われている?
昨今出版された本「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」とありますが・・・読めなくなるのではなく、読まなくなる?のではないかと。
とはいえ、私は色々な本を読みますし、紙の本にこだわります。
なぜ紙なのか?
理系的に言えば、読み戻る場所に「ぱっ」と戻れるという便利さがあります。
これを叙情的に言えば
「あのページに置いてきた思いを見に行く」
という事です。
そう、1ページ1ページに、何かしらの思いや記憶、思い出、感情が染みついている感じがするんです。
「あ~そうそう、このページは”こんな”気持だったな~」
とか、
「このページ周辺・・・キャラクタの気持ちが盛り上がった部分だな~」
とか。
全体のページ分量から「この辺り」と言う感じで、記憶がよみがえる。
そんな感じがするんですね。
これは、デジタルではできない「味」というか、本自体に「思いがこもる」と言うか、そういった感覚になるんです。
将来はわかりませんが、今は「紙」という物に「思い」を感じていたい、そう思う今日この頃です。
そうそう、この「紙」という物。
色々な出版社の本を読んでいると、出版社毎なのか、本の種類別なのか、作品なのかはわかりませんが、紙質がそれぞれ違うように思います。
どの作品の紙質が良いかというのは関係ありませんが、違いがあるという事は、なんとも興味深い。
柔らかい紙質の本で、ページめくりがサラサラと行く紙。
シッカリした紙で、片手で持つと反力が強いのですが、いつまでも新品の風格を保つ紙。
少々濡れてもびくともしない紙。
と。
これだけの違いがあるという事は、面白い。
これも「紙」である事の醍醐味ではないでしょうか。